たとえ困難な恋でも、なぜ女性は諦めないのか?【恋をする意味】 (3/4ページ)
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そんなとき、かつての情熱的な恋の記憶を反芻することができたら、きっと自分の人生を特別だったと感じることができるでしょう。
実際、熱く生きた瞬間があるだけで、女の人生は特別になるものです。
その記憶はロマンチックであればあるほど効くと思います。
自分を不幸にする恋だとしても・・・
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冒頭の映画の話。主人公は悲恋に終わってしまいますが、たとえ悲しい結末を迎えることがわかっていても、彼女は恋を選ぶはずです。
いえ、誰も恋には抗えないと言った方がいいかもしれません。
誰も傷つけず、誰にも傷つけられない、そんな当たり障りのない人生を送ることよりも、傷ついても恋を選んでしまうのが女の性ではないでしょうか。
私が恋したバリ島の彼のこと。
旅先での恋なんて一過性のものですから、ロマンチックな冒険のために日本の生活を捨てることなどできません。
ほどなくして、私も日本の生活に戻りました。
まるで何事もなかったかのように生活は流れましたが、それでも平凡な人生が少し変わったような気がしました。
日本でこのまま人生を送る以外の選択もあるのではないか、という気持ちにも……。
一人の男と熱い視線を交わしたという事実が、私に勇気と自信をくれました。