【アニメキャラの魅力】心は常に低空飛行!?黒髪ロングの美しき噺家「暗落亭苦来」の魅力とは?『じょしらく』 (1/2ページ)

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(C)久米田康治・ヤス・講談社/女子落語協会
(C)久米田康治・ヤス・講談社/女子落語協会

 『じょしらく』は、『さよなら絶望先生』などで知られる久米田康治先生の原作。絵は久米田先生ではなく、『とらドラ!』などの挿絵で知られるイラストレーターのヤス先生が担当されています。タイトルは『女子落語』の略。若い女流噺家たちが主人公ですが、高座のシーンはほとんどなく、女の子たちの楽屋での様子や、都内の各地をうろつくシーンに終始します。

 今回ご紹介する「暗落亭苦来(あんらくていくくる)」は、寄席の楽屋に集まる噺家たちの一人で黒髪ロングの美女。アニメでは語られていない、尼さんという前職がある謎の女性です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■メンヘラ!?

 苦来はお母さんが行方不明で、薬箱に「心の痛み止め」を常備しており、かばんの中に藁人形を入れて持ち歩いている・・・というなかなかミステリアスなキャラで、高座も非常にダウナーなしゃべりでつとめています。CVである後藤沙緒里さん(以降:後藤(弱)さん)のためにあるようなキャラで、ドラマCDとアニメで唯一CVが変更にならなかったキャラクターでもあります。

 精神的には1年を通して低空飛行なのである意味安定してはいます。毎年5月になると、楽屋の仲間に5月病を心配(期待)されるのがプレッシャーとなっています。ただ、自らそんな自分を打破しようという気持ちはまったくないようで、浅草寺のおみくじで大凶が出た時には喜び、不幸が連続するような人生をかっこいいと思っています。

 また、彼女は思い込みが激しく、楽屋で突然「私と落語どっちが大切なの」と騒ぎ出したこともありました。インフルエンザの予防接種には優先順位があり、医師などの他に妊婦も優先されると聞いたときは、想像妊娠で陣痛まで起こした挙句に子を亡くしたと思い込んでいつも以上に病んだため、ついに黄色い救急車で搬送されました。上野動物園の年間パスポートを持っており、人間関係に疲れた時には動物を見て癒やされているようです。

■意外と常識人

 “縁起物をしまう時期をおざなりにする”などの風習破りを許せないなど、意外と常識的な面も持っています。

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