しないなんて勿体ない!スキンシップだけじゃない「おんぶ子育て」の驚きメリット5つ (1/2ページ)
筆者は、最近『ホンマでっか!? TV』に子ども教育評論家として出演しました。その時のテーマは“毒親”で、そして親が過干渉になる一つの理由として、“家事にかかる時間が大幅に減って、親の関心事が子どもだけになっている”という話をしました。
では、家事がたいへんだった昔は、“子どもに手をかけられずに放任していたのか”というとそうではないんです。実はほとんど子どもに構っていられなかった昔の親は、自然に親子のスキンシップがはかられる“おんぶ”をしていたのです。
今日は『グローバル社会に生きるこどものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、“おんぶ”についてお話します。
■一昔は「おんぶ」が親と子どもの絆を作っていた!?
昭和30年くらいから、便利な電化製品が次から次へと発明され、主婦の家事労働はどんどん軽減されていきました。では、それまで主婦の仕事がどんなものだったのか、まずご紹介します。
・洗濯機ができるまで・・・たらいと洗濯板でごしごしと洗濯物を洗い、手で絞って干していました。子どもがいれば、当然オムツも山のように溜まります。
・冷蔵庫ができるまで・・・朝、昼、晩の食べ物は、その都度お店に買いに行かなければなりませんでした。今のように食べ物に添加物も入っていませんから、日持ちもしません。
・ガスコンロや炊飯器ができるまで・・・炭で火をおこして、かまどや七輪でご飯やおかずを炊いていました。
・掃除機ができるまで・・・はたきでほこりを落とし、そのほこりが舞い上がらないように、濡らした新聞紙や茶殻を床に撒いて、ほうきで掃いていました。
毎日毎日のそんな家事労働に加えて、子育てをしていたわけですね。昔の家事労働を紹介しましたが、時代の流れで社会が変わってきただけのことですから、昔の親が偉いなどと言うつもりはまったくありません。
むしろ、こんなに忙しかったら、ちゃんと子育てできていたのかしらと心配になるくらいです。