お坊さんがお経を読んでくれるお葬式を仏式葬儀。じゃあ神主さんや宮司さんが行うお葬式は?! (2/2ページ)
■神葬祭では、戒名ってどうなるの?
この他忘れてはいけないのが戒名である。戒名にはランク付けがあり(○○信士、○○居士等)、そのランクによって値段が異なるのである。基本的にはお金を出せば高いランクの戒名をもらえることになっている。値段は宗派によっても異なるが、高いものでは100万以上のものもあるようである。いずれにせよ無料ではつけてもらえない。
これに対し神式では戒名というものは無く、神様になるための諡名(おくりな)をつけてもらう。神話に出てくる大国主命、須佐之男命のように「○○○○命」となる。諡自体のランクはなく平等であり、値段もタダである。
僧侶、神職へのお礼については仏式では「お布施」として渡すことになるが、戒名料と読経料を合わせて最低でも25万くらいはかかるとみておいた方がよい。神式では「祭祀料」として渡すが、戒名料に相当するものが無いので、一般的にお布施より低額ですむことが多い。
■守護神として家を見守り続ける神道
檀家制度のもと、日本人は当たり前のように仏式の葬儀を営んできた。しかし、歴史上は神道式の葬儀は仏教が広まる以前から存在した。皇室だけが葬儀を神式で行うわけではなく、一般の神社でも取り扱っているところは多い。
仏教では人は死んだら仏様になり、あの世(極楽浄土)へ行ってしまうのであるが、神道では死んだら神様となり家の守護神となる。残された者も毎日近くで見守っていてくれる守護神の方に親しみがわくような気がするが、皆さんはどう思うであろうか?