【アニメキャラの魅力】哀しき過去を背負ったディクロニウス「ルーシー」の魅力とは?『エルフェンリート』 (1/3ページ)
ひとつ先のシーンでさえ、読み手の予想を上回っていく展開。細部まで計算しつくされたストーリー創りに定評のある「ノノノノ」や「極々のブリュンヒルデ」でおなじみの岡本倫先生の初連載作品『エルフェンリート』。思わず目を背けたくなるようなショッキングな描写で話題となり、地上波放映時には大量の残虐シーンを修正・カットされた上で放送されるという伝説を生み出しました。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■本作の舞台は「鎌倉」
いつからか、日本各地で生まれたばかりの幼児の頭部に二本の角が生えるという怪現象が起き始めます。それらはディクロニウスと呼ばれるミュータントで、人類を滅亡させる危険性を孕む存在として、一部の限られた人間だけがその存在を知り、そして恐れられていました。ディクロニウスについては完全に機密扱い。存命する個体は施設に隔離されて研究されていました。しかしある時、その内の1体のディクロニウスの脱走を許してしまいます。
ルーシーはコウタと並ぶもうひとりの主人公。ピンク色の長く伸ばした髪にすべてを見下すような紅い瞳から放たれる冷たく鋭い眼光。頭部にはまるで髪飾りのように2本の角が生えています。その普通ではない突起物から読み取れる通り、彼女は人間ではありません。
その正体は人類を滅亡させる危険性を孕むミュータント「ディクロニウス」。ある施設に隔離されていた所を逃亡。その際、警備員や研究員を大量虐殺しました。しかし、施設から抜け出した直後に頭を狙撃されてしまい、一時的に人格が眠ってしまいます。漂流して海岸に流れ着いた所をコウタとユカに助けられました。狙撃されたショックで生まれたもうひとつの人格が「にゅうにゅう」としか言葉を話せない事から、コウタに「にゅう」と名付けられます。
■ディクロニウスとは
ベクターと呼ばれる通常は見えない特殊な腕を持っており、それらを自由自在に操ることが出来ます。高速移動と高周波微振動による切断能力による常軌を逸した力を持ち、それは武器ではなく別な目的を持つと言われています。射程範囲は個体によってバラバラで、ルーシーの場合は射程2メートル。