ゴーマン中国「カネの力で世界征服」大野望 (2/4ページ)

日刊大衆


「埋め立てだけで1.5兆円もの資金がかかると報じられるほど大量の金を使っていると一部で報道されていますが、さらに軍事拠点を建設するとなれば、その10倍の資金は必要。本気で実効支配する腹ですよ」

ここ数年の急激な経済成長とともに、レートがうなぎ登りしている人民元。
その資金力だけを頼りに、中国は世界に武威を示して支配下に置こうとしているわけだが、前出の外務省関係者は、「習近平国家主席がブチ上げた『一帯一路(いったいいちろ)』構想もその一つ」と話す。
一帯一路とは、中国が主導する二つの現代版シルクロード経済圏の構築を目指したもので、一つは中央アジア経由で欧州へ至る陸上ルート。もう一つは、南シナ海から、インド洋、北アフリカなどを通って欧州に至る海路としている。

「この通商路の構築と同時に、地域周辺の道路や都市建設などインフラ整備を中国主導で行うという壮大な計画です」(同関係者)

この莫大な資金を要する計画を支えるのが、先般、中国の音頭で立ち上がった「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)だ。
一石で四鳥を狙う強欲外交!

「あまりにも遠大な構想過ぎて、当初は欧米諸国は参加せず、絵に描いた餅に終わると見られていました。それが突如、英国が参加を表明。以後、雪崩を打ったようにドイツ、フランス、インド、さらにはロシアまでも加わり、創設メンバーは57カ国にまで膨張しました」(前出の外信部記者)

設立時の資本金は、当初の500億ドル(約6兆円)から1000億ドル(約12兆円)に引き上げられることも決定。年内の運用を目指す段取りという。
「出資比率は、中国を筆頭に、インド、ロシアと続きます。理事会は12人構成で、欧州には3枠が割り振られるようです」(同記者)

前出の小関氏は、このAIIB構想は、IMF(国際通貨基金)やADB(アジア開発銀行)に代表される先進国主導の現在の国際金融市場に「殴り込む意味合いがある」と話す。
「国際金融面で中心的立場を狙うのはもちろん、同時にドルの価値を下げ、人民元を世界的な通貨にしたいとの"通貨戦争"の一面も見え隠れします」

そこで中国は、自国の経済成長をエサに、欧州主要国を引き入れたという。
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