【安倍首相Twitter誤爆騒動】山本一太氏の釈明は文字通りの「蛇足」だった (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

自らの非を認めて頭を下げている人間に対し、執拗に攻撃を続けるような人間がいたら、同情票から思わぬところから援護射撃が飛んで来る。そうなると直接のやり取りでは負けたはずなのに、最終的に勝者だったはずの人間がより大きな非難を受け、勝敗の結果がひっくり返ったかのようになってしまう。ネットとはそれくらい "負け方が大事な空間" なのだ。そういう場所にもかかわらず負け方が下手クソだった場合どうなるかと言うと、それはもう第二第三の炎上が起き、攻撃する側もどんどんムキになって行く。

 山本議員が社会的に責任のある立場であるにもかかわらずヤラかしてしまった事実は消えないのだから、まずはぐっと感情を抑えて、かっこ良く負ける事に専念すべきだった。"ネット戦略アドバイザー" なんて中二病的な肩書きを名乗るくらいならなおさらだ。今回の件で言えば、ひと通りの事情説明と謝罪をした上で「今後は二度と同じ失敗を犯さぬよう注意します」くらいで締めれば事態を収められただろう。 「山本一太がここまで事実を明らかにし、謝罪しているのに、なお攻撃しようとする輩は頭がおかしい」という意見が多数を占めたはずだ。

 しかし、山本議員は自分の感情を抑えられなかった。かっこ良い負け方を知らなすぎた。かっこ良い負け方とは、何も文章の端々に「オレ様カッコイイアピール」を忍ばせる事ではない。それはどこの素人だと言いたくなるほど下策中の下策である。また、最後の最後に訴えるぞアピールなどすべきではない。これなど炎上を収めようとして再炎上するマヌケの典型的なミスである。そんな事を言ったら「お前は政治家だろ、公人だろ、自覚がないのか」と袋叩きにされるのがオチだ。

 ネット戦略アドバイザーを今後も名乗り続けたいのならば、せめてこれくらいのネット上での立ち回りの初歩中の初歩くらい身に付けていただきたい。ニコ生で悪口を書き込んだのがIDバレして赤っ恥をかいた平井卓也・自民党ネットメディア局長といい、自民党の人材はオレ様思想が強すぎてネットに向かない。半年ROMってから出直せと言いたい。

Written by 荒井禎雄

Photo by 山本一太公式ホームページより

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