価値観は親から子に引き継がれる!? 子どもに教えておきたい「お金の習慣」
マネー相談を受けていると、その方のお金との付き合い方は親(特に母親)から引き継いでいることが多い傾向にあります。
例えば、ご両親がお金の管理をきちんとされている方の場合、そのお子さんも計画的にお金を使います。逆に、親が散財している方の場合、お子さんもそうである事が多いです。
ごくたまに、子ども時代に「無駄遣いはやめなさい」と親からお財布の紐を締めつけられていた為、大人になってリバウンド状態になり、お金を使いすぎてしまうパターンや親の散財を見てきたから、「私はそうならないぞ」とコツコツ計画的にお金を貯められる方もいらっしゃり、親とは逆のパターンになることもあります。
ただ、どちらの場合も親から受ける影響は大きいのです。
生きていく上で大切なお金について、小さな頃から付き合い方を教えていく事は重要かと思います。
本日は、ファイナンシャルプランナーの著者が、子どもに教えておきたい、お金習慣についてお伝えしていきます。
■ルールを決める
「お金がたくさんあったらいいな~」これは、大人でも考えますよね。
子どもも、“お金”という存在を認知したら、ストレートにそう考えます。
「もっとオモチャが欲しい!」「もっとゲームがしたい!」
例えば、ゲームをする時などには「ゲームは30分だけ!」などルールを決めますよね?
お金も一緒です。
買うおもちゃの予算、おもちゃを買うタイミング(誕生日、クリスマスなど)、数を親が決めておきましょう。
小学生になれば、お小遣いをあげる事もルールの1つかと思います。
頭ごなしに押し付けるのではなく、子どもの反論があれば、子どもが納得するまで話しあいましょう。
そして、一度決めたルールは、必ず守る様にすることも大切です。
■ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)の違いを見極めよう
家計でもそうですが、
・毎月必ず必要な出費=固定費
・その時々で必要な出費=流動費
があると思います。
お子さんにかかる費用も、学用品は“必ず必要なもの”になります。
それ以外の費用(習い事、おもちゃ、嗜好品)は、“必ず必要ではないけど欲しいもの”になります。
子どもは、「これは必要なものなの!」と言い張るとは思いますが、「じゃあ、これしか買わないよ」など、念押ししておきましょう。
「あ~、こっちの方がよかったな」と後々後悔して失敗経験をすることも学びの一つです。
■「大切にしたいもの」を見極める
ルールを決める、ということも、ニーズとウォンツの違いを知ることも、お金は限りがあるから、大切に使おう、ということなのです。
そして、お金は自分が大切にしたいものと交換できるツールである、という事なのです。
お金が大事なのではなく、お子さんにとって大切にしたいものは何か?
そこを一緒に考えて、導きだしていくこと。
「○○を大切にしているなら○○の為に、お金を使おうね。今、手元にあるものだけじゃ足りないから、毎月△円ずつ貯めていけば、□月には買えるね」など、お金を“貯める”という事も考えていきたいですね。
以上、一筋縄ではいかないと思いますが、忍耐強く伝えていくしかありません。
お金を通して心豊かな子育てを筆者自身もしていきたいと考えています。ぜひ、一度考えてみてくださいね。
(冨士野喜子)
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