映像と情報が同時に!? 小型ウェアラブル「シースルー・データ・グラス」 (1/2ページ)

FUTURUS

映像と情報が同時に!? 小型ウェアラブル「シースルー・データ・グラス」

スマートグラスあるいはメガネ型ウェアラブルデバイスには大きな将来性と魅力があると思う。とはいえ、いま十分な性能を持つスマートグラスが手に入ったとしたら日常的に使うかというとためらわれる。だって、あんなものつけてたら、ほかのひとにギョッとされそうでしょ。

そう考えるひとは多いようで、ドイツの研究機関フラウンホーファーが、自称“コンパクトでエレガント”なデータ・グラスを発表した。


■ 見ている景色に解説を表示できる

たとえば旅先で歴史的建造物を訪れたとき、いちいちガイドブックを見ることなく、見ている景色のなかに、まるでマンガの“ふきだし”のように、その歴史的背景が解説されたら便利ではないだろうか。あるいは、不慣れな土地で、スマートフォンによる道案内の情報をメガネに表示することができたら……。

それが、いわゆる『シースルー・データ・グラス』というタイプのウェアラブルデバイスだ。

その手のデータ・グラスがこれまでなかったわけではないが、なにしろゴツいフレームを持つようなものばかりだった。それでは一般ユーザーは、なかなか日常的に使おうとは思わない。

そこで、「私たちは、小さくて控えめなグラス型デバイスを作ったのです」と開発チームのPeter Schreiber博士はいう。

従来のデータ・グラスは、映像を作りだすマイクロ・ディスプレイと、その像を投影するための光学系のふたつのパートから構成され、そのふたつはテンプル(つる)の部分に装着されていた。

今回開発されたデータ・グラスでは、マイクロ・ディスプレイのサイズは8×15mmと従来モデルと同等の大きさだが、光学系は5mmと、従来のデータ・グラスの約5分の1になっている。

これを実現するために、このデータ・グラスでは、ひとつの長い光学系ではなく、いくつもの小さい光学系をを並べて配置した。これによって、より短い構造で、同じ結果が得られるという。

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