エンジン搭載のハイブリッドドローン「Yeair」 (1/2ページ)

FUTURUS

エンジン搭載のハイブリッドドローン「Yeair」

近年一般化してきたクワッドコプター、ドローン。強力なブラシレスモーターと大容量リチウム系バッテリー搭載、4ローターで安定した飛行ができるのが特徴だが、唯一の課題はその飛行時間とペイロードだ。飛行時間を延ばす、ペイロードを大きくするとどうしてもモーターやバッテリーサイズが大きくなり、期待したほど滞空時間は伸びない。『Yeair』は意外なほどシンプルな方法でこれを解決した。


■ 4つの強力なエンジンを搭載

『Yeair』の特長はモーターの代わりにエンジンを搭載した点だ。ラジコンヘリの歴史を振り返ればごく自然で、もともとエンジン搭載だったものが近年電動になり、その後4つのローター(クワッドコプター)に進化したが、そのルーツに立ち返ったとも言える。搭載されるのは1.6kWを発揮する10cc 2ストエンジンを4つ、合計 6.4kW(8.6HP)で、原付自転車よりもパワフル。

その結果ペイロードは5kgと重量物を抱えることができる上、滞空時間も60分とクワッドコプターとしては異例なほど長時間化された。最高速度は100km/hに達し、航続距離も最大55kmとなっている。

エンジンはスターターを装備、始動が可能だ。始動用 1,250mAhのリチウムポリマーバッテリーは自動で充電されるので、初回以降は充電不要だ。


■ 高い安全性

クワッドコプターは1つのローターが停止するとその特性上不安定となり、墜落の危機にさらされる。エンジントラブルがあってもローターが停止しないよう、シャフトで2つのローター同士がつながっており、フェイルオーバーする仕組みとなっている。これはオスプレイでも同様の仕組みが取られている。

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