目を見れば分かる!?「反射的に」返事する子への本当に伝わる叱り方 (2/2ページ)
(2)「~しなさい!」と軍隊調で命令口調な先生
運動会の行進の時に使う笛こそは持っていませんが「お背中ピン! 手はお膝!」と命令口調で指示。何だか軍隊みたいですよね。
騒いだら「シー、シー」と口元に人差し指を立ててジェスチャーしています。確かに子ども達は言われた直後は静かになり、背中は一瞬ピンとします。
でも、数分もしないうちに背中が曲がり、お隣にちょっかいを出し始めます。これは言葉に条件反射しているだけで、何故そうしなくてはならないのかが伝わっていないからです。
(3)「背中はピーン!」と子どもに伝わる言い方の先生
「背中が曲がっていると目が悪くなる、身体によくない」などの理由をクドクド説明しても子ども達にはわかりません。でも「背中をピーンとしていると格好がいいよ」とか「姿勢を伸ばしていると前が良く見えるね」であればわかります。
ですから“3”が一番よい対応です。クドクドと説明せずに簡潔に理由を話すのです。この先生の職人技をヒントに家庭でも実践してみましょう。
■「反射的に」返事する子は同じことを繰り返す
家庭でもママの言うことを聞いてほしいとき次のように言っていませんか?
ママ:「わかった? お返事は!?」
子ども:「はい」
「はい」と言った数秒もしないうちに、さっき叱られたことを繰り返しています。これは、ママの叱責に“反射的に返事をしただけ”で何がいいのか悪いのか伝わっていないからです。
大人は子どもからの返事があると“わかってくれたな”と錯覚してしまいますが、ちっともわかっていないことも多いのです。子どもが伝わったかどうかは返事をしている時の目を見ればわかります。“心ここにあらず”の状態で口先だけで返事をしている時は、また同じことを直ぐに繰り返すでしょう。
いかがでしたか。
子どもに躾をするとき号令のように命令し「はい」と返事をさせるのは単なる条件反射です。クドクドと説明しないで手短に何故、いけないのかしっかりと伝えましょうね。