第3回『攻殻機動隊』映画公開前にアニメを語ってみた! (1/2ページ)

あにぶ

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会

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第1回『攻殻機動隊』映画公開前にアニメを語ってみた!
第2回『攻殻機動隊』映画公開前にアニメを語ってみた!


3回目となる今回は、前作「S.A.C」の続編となる『 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

公安9課の再建から始まる今作。

あらすじ、事件に焦点を当てて語ってみた。

■あらすじ

突如として、中国大使館がテロリストにより占拠される事件が発生!

テロリストは自らを「個別の11人」と名乗り、職員を人質に難民への規制強化を求める。

新総理である茅葺と内閣は、言われなくとも難民政策の引き締めを考えていたが、今後行ってしまうと、テロリストの脅迫に屈したように国民にはとられてしまうと考える。

そこで、事件が公然化する前に収拾に図ろうとするが突入作戦は膠着状態となっていた。

それを見た内閣は―――。

■第2シリーズ主軸となる事件

S.A.Cにおいて「笑い男事件」が主軸となっていたように、『2nd GIG』においても大きく取り上げられる事件がある。

第2シリーズとなる今作では、「個別の11人」が主軸として挙げられるだろう。

これは言葉として用いた事件としては第1話から登場と前作の「笑い男」よりも早く、後に、一連の事件として公安9課を苦しめる事となる。

また、「個別の11人」の背景には、日米安保問題や日本の核問題など現代でも何かと取り上げられる問題もリンクしてくる。

そして、これらの問題に重要な役回りを果たすのが米帝

3つに分裂してしまったアメリカ合衆国の1つらしいがその力は絶大で、CIA(アメリカ中央情報局)など現代のアメリカの組織体系を引き継いでいる圧倒的な軍事力を保持した国家である。

これらを主軸に進む第2シリーズ。

国家の思惑も絡んだ政治的背景には、考えさせられる部分があるかもしれない。

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