「憲法違反」指摘でも… 安倍首相「安保ゴリ押し」5つの理由 (2/4ページ)

日刊大衆

答弁に立とうとする安倍首相を制し、中谷氏の答弁を要求したのだ。

首相が担当閣僚を差し置いて答弁に立つこともさることながら、辻元氏が中谷防衛相に発言を求めたのも異例中の異例。これには、以下のような狙いがあったからだという。

中谷氏は07年に出版した著書で〈(憲法の)解釈の変更は、もう限界に来ており、これ以上、解釈の幅を広げてしまうと、これまでの国会での議論は何だったのか、ということになり、憲法の信頼性が問われることになる〉と明言。また、
「2年ほど前、中谷大臣は雑誌でも同様の発言をしています。つまり、持論と担当閣僚の立場というギャップから、不規則発言にならざるをえないんです。その安倍内閣の弱点を辻元氏が突いたわけです」(民主党関係者)

推薦した憲法学者にはダメ出しされ、身内も当てにできず、四面楚歌の安倍首相。また、昨年7月に集団的自衛権を閣議決定した直後、内閣支持率は急降下。その後、株高などで支持率は盛り返したかに思えたが、6月5~7日に読売新聞が行った世論調査では、支持率は5ポイントも低下していた。

それにもかかわらず、安倍首相は、
「24日の国会会期末を8月まで延長しても、この法案を通すつもり」(政治評論家の浅川博忠氏)なのだという。

安倍首相が、そうまでして安保法案を成立させようとする理由は何なのか。
「まず、民主党の鳩山由紀夫内閣時代に(沖縄問題などで)壊れたアメリカとの関係を修復する狙いがあります。(民主党から政権奪取後)安倍首相が初めてアメリカのオバマ大統領と会談した際、オバマはソッポを向いていたと聞いていますから」(浅川氏)

2年前に安倍首相が初訪米し、オバマ大統領との昼食会に臨んだ際、大統領の手元にあったのはミネラルウォーターだけ。だが、今年4月に訪米した際には、
「オバマ大統領の態度は明らかに違っていました。まず、首相が差し伸べた手をオバマ大統領は固く握りしめました。

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