『魔乳秘剣帖』とにかくおっぱい。 (1/2ページ)
以前パンツ大好きな主人公のアニメ、『マンガ家さんとアシスタントさんと』について書かせていただいたが、今回は「おっぱいが大好きなスタッフによるおっぱい大好きアニメ」の『 魔乳秘剣帖 』のご紹介だ。
タイトルからして残念な感じが伝わってくる?うん、そうだね!
■おっぱいが正義
作品の感じを如実にお伝えするために、まずは公式ホームページを例に挙げさせていただきたい。
メインビジュアルを飾るのは胸の大きさに差はあれど、どれも劣らぬ美少女たちだ。しかし問題はその下のメニュー項目である。
「おっぱいのお知らせ」「これまでのおっぱい」「美しきおっぱいたち」「おっぱいの成分表」……
なんとなく何を指しているのか理解はできるがあえて言いたい。意味が分からん。
というかここまでくるとおっぱいって言いたいだけだろとツッコミたくなる。
そしてこのアニメ、おっぱいがなによりも大事なキーワードである。なにせ毎回冒頭で出てくる世界設定が以下の解説だ。
「乳こそがこの世の理。豊乳は富であり絶対、貧乳は人に非ず。」
これはヒドイ。
しかも口頭だけでなく画面にでかでかと文字で書かれている。巨乳キャラと貧乳モブキャラと共に。
確実に世の女性の何割かを敵に回すであろう世界設定だ。
しかし胸の大きさなんてどうしようもないんじゃない?と思うだろう。それを覆すのが主人公の千房(ちふさ)の一族、魔乳一族だ。
なんとこの一族、おっぱいの大きさだけを切り取り自身のものにできるという「乳狩り」という剣技を使うことができるのである。そしてこの世界の罪人は斬首刑でなく、おっぱいをそっくり奪われる「斬乳」を受ける。斬乳された女性の地位は奴隷同然だ。