ちょっと待って!投資する際に確認しておきたい5つのリスクとは?
投資信託や株式を購入しようと思っても“リスクが怖い”と思ってためらってしまう方もいらっしゃると思います。では、具体的にリスクってなんですか?と尋ねられると皆さんは答えられるでしょうか?
今回は“金融商品のリスク”についてファイナンシャルプランナーの筆者がご説明致します。
■そもそもリスクとは?
“リスク=危険”だと思われている方は多いかと思います。直訳するとそうですが、金融商品の場合はリスクとは“不確実性”と解釈するのが妥当です。
金融商品には大きく分けて5つの“リスク”が存在します。
(1)価格変動リスク
金融商品の価格が値動きすることによるリスクのことです。株式や投資信託、REITなどに関係します。
(2)金利変動リスク
市場の金利の変動により債券価格が変動するリスクのことです。市場の金利が上昇すれば債券価格は下落し、市場の金利が下落すると債券価格は上昇します。
(3)為替変動リスク
為替レートの変動によって影響を受けるリスクのことです。外国株式や外国債券に関係します。
(4)信用リスク
元本が戻ってこないリスクのことです。投資先の企業や国が破綻した場合に起こります。株式や債券に関係します。
投資は“元本が保証されていない”というのはまさしくこの“信用リスク”のことです。
(5)流動性リスク
売りたいときに売れない、現金化できないリスクのことです。出来高が少ない株式や不動産に関係します。
不動産などはすぐに現金化できないということから“流動性リスク”が高いと言えます。
■リスクへの対処法とは?
投資を行うには5つのリスクを全く取らないというわけにはいきません。
しかし、リスクを低くする方法はあります。
(1)の価格変動リスクについては、積立投資や何回かに分けて購入するという“時間を分散させる”ことで取得価格を平均化できます。
(2)の金利変動リスクについては債券以外の商品を購入することで、(3)の為替変動リスクについては1つの国に偏った投資をしない、(4)の信用リスクについては格付けをチェックする、(5)の流動性リスクについては現物の不動産を所有するのではなくREITを購入するなどの対策が考えられます。
いかがでしたか?
漠然と“投資は怖い”“投資は危ない”と思われている方もいらっしゃいますが、わからないから不安なのであれば具体的に何が怖くて、何が危ないのかを知っておくことである程度の不安は解消されます。投資を始める際には必ずこれらのリスクを知っておいて下さいね。
(中村真里子)
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