【冴え女シリーズ(1)】[ナンパ男は前世の私の王子様?]最終話(後半)「好きでいさせてあげる」 (2/3ページ)
恥ずかしいじゃない」
耀司「あーーーーっ!」
央美「えっ、なになに?」
耀司「物凄く大切な事を忘れてた」
央美「な、なに?」
耀司「どうして今まで忘れてたんだろう?」
央美(私まだなにか忘れてるの? ひょっとして耀司くんの元恋人の事とか?確かに私はあの人と結婚したけど、あのあと耀司くんは誰と結婚したのかしら?)
耀司「アンタの名前」
央美「え?」
耀司「オレ結局、アンタの名前聞いてない」
央美「あ、確かに言ってない。あなた、名前も知らない人に告白したの?」
耀司「だって、いっぱいいっぱいだったし。アンタが意地悪して教えてくれないから、こんな事になったんだよ」
央美「どうしようかな? 相手はナンパ男だしなぁ~」
耀司「お、教えてよ。一生のお願いっ」
央美「あなた、一生のお願いを使い過ぎじゃない?」
耀司「だって」
央美「高取央美よ」
耀司「え?」
央美「名前。私の名前」
耀司「央美? 央美ちゃん?」
央美「年下の子にちゃん付けで呼ばれるとくすぐったいわね」
耀司「央美ちゃん。央美ちゃん!」
央美「ふふ、なあに、耀司くん」
耀司「前世の分も合わせて、今度こそオレが幸せにするね」
央美「うん」
耀司「アンタを護る。アンタに尽くす。