東京五輪大ピンチ! 新国立競技場は「ドロドロ利権まみれ」だった! (3/5ページ)

日刊大衆


「五輪招致はもともと、森元首相が、代々木や神宮外苑にある老朽化したスポーツ施設――たとえば、国立競技場、代々木体育館、岸記念体育会館など――を新しくしようとしたことからスタートしています。一方、石原都知事(当時)も、横田基地の騒音問題に進展がないことなど、政策面の行き詰まった空気を解消するため、森氏の話に乗ったという面があります」

政治評論家の本澤二郎氏も憤りを隠さずに、こう内情を解説する。
「国が関与するプロジェクトは、血税をふんだんに使えるという巨大利権の構造が生まれやすいものです。東京五輪は、安倍首相の後見人である森元首相が進める一世一代の大利権。身内で、利権構造はガチガチに押さえられています」

つまり、計画の当初から利権が生まれる構図があったと言うのだ。
「そもそも東京五輪は、安倍首相がIOC(国際オリンピック委員会)の演説で"フクシマは完全にコントロールされている"と、いわば嘘をついて始まったもの。以降、競技場のデザインやコンペなどでも、不透明な点が多い」(本澤氏)

一連の新国立競技場問題について、厳しい批判を発信し続けている建築家の森山高至氏が説明する。
「デザイン募集要項の発表から、応募登録・受付までわずか2か月。そのまた2か月後には最終決定という、異様なハイスピードでコンペは行われました。しかも、コンペの応募条件をクリアできる現役の建築家は、世界でも十数人しかいませんでした」
コンペにはさらなる疑惑が!

これでは、最初から結論ありきといわれても仕方がない。そのコンペで最終案に選ばれたのは、イラク系英国人の女性建築家、ザハ・ハディド氏のデザインだった。
「ザハ氏は、良く言うと前衛的、悪く言えば荒唐無稽で知られる建築家。その分、実現率は"3割打者"というところでしょうか。野球選手なら優秀ですが、普通の設計家なら、8~9割が当たり前」(森山氏)

ザハ案の一番の特徴は、天井に設置された2本の"キールアーチ"と呼ばれる骨組みだが、
「これは隅田川にかかる永代橋の2倍の長さがあるのに、支えがまったくない構造になっています。
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