【被害拡大中】就活生を困らせる、「オワハラ」の実態 (1/2ページ)
セクハラ、パワハラ、マタハラ…職場にはびこる様々な「ハラスメント」。最近は、就活生に対して内定と引き換えに他社の選考を辞めるように迫る「オワハラ」が問題となっています。
内定者の囲い込みといえば、バブル時代にも行われていたこと。当時は、豪華客船での接待や、研修と称した「海外旅行」など、まさに学生は「金の卵」のように大切に扱われていたそうです。
ところが近年では、そんな華やかな歓迎ムードは欠片もなく、企業の人事担当者が就活生を精神的に追い込んで、無理やり入社をさせようとしているそう。
そんななか、文部科学省は、ハラスメントの実態を初調査。5月1日の時点でも75人、およそ2%の学生が「ハラスメントと感じる行為を受けたことがある」と回答したそうです。今回は、深刻化する「オワハラの実態」を調査しました。
■こんな「オワハラ企業」に要注意!「内定を辞退しようとしたら、裁判を起こすと脅された」 「人事担当者に謝罪に行ったら、コップの水をかけられた」
今から5年前、筆者が就活をしていた頃は、こんなオワハラエピソードがよく語られていました。でも実際に経験をしたという話は聞いたことがなく、なかば「都市伝説」のような感じ。
現役の就活生に「オワハラ」の実態を取材してみたところ、いわゆる「恐喝」のような体験をした声は聞かれませんでした。
▽「オワハラ、聞いたことはあります。『呼び出されて、コーヒーやカレーかけられた』とか、最終面接の時に、『着替えもってきて』と言われて、内定後に『じゃ、就活終わりだから、リクルートスーツを今すぐゴミ箱に捨てて』と言われたりとか。でも周りで本当にあった人は、いません」(慶應大学)
▽「内定蹴ったところが内定先の取引先で、圧力をかけられて、取り消されたり、辞退しようとしたら『お前ら採用するためにどんだけ金かかってると思っとるんや!と恐喝まがいなことをされたり…。先輩や友達から話はしこたま聞きます」(日本女子大学)
というのも、今は学生側もネットやSNSで被害の声を訴えやすい時代。不当なことをされたら、すぐにつぶやくので、イメージダウンを警戒してやめてしまった企業も多いのかもしれませんね。