歴史に大きな影響を与えた10の秘密結社 (3/8ページ)

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 政治的運動になる前、ファシズムは右翼の人々によって深く議論される内容の一部だったのだ。当時の議論に参加していたのはイタリア州シチリアの高名な哲学者「ユリウス・エヴォラ」とその少数精鋭の生徒たちだった。エヴォラにとってファシズムとはある意味革命的思想だったのだ、そしてその思想が地獄と化した現代に新しい風を吹き込む物だと信じていた。

 エヴォラ印のファシズムはその後1927年にURグループという秘密結社で更に活用される事となる。この秘密組織のメンバーは知的なイタリア人であり、ニーチェの言う「力への意志」があり、ヘルメス主義だった者に限られた。エヴォラの想像したファシズムは当時の常識からかけ離れていた物だったので、当時のベニート・ムッソリーニ率いる国のファシズム団体としばしば摩擦が生じる事があった。エヴォラが如何に当時のムッソリーニを批判しようと、彼のURグループは第二次世界大戦中活躍したファシズム的思想であり、現代でも極右翼の人々に多かれ少なかれ影響を与えている。・7. ガレアニスト(アメリカ)


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 テロリズムは新しい事ではない。9月11日以降、アメリカは常にテロリストの影と戦っている。20世紀、アメリカ合衆国とヨーロッパは対テロ戦争を余儀なくされた。この行動は19世紀より徐々に力をつけ始めた共産主義団体、国家主義団体、そしてアナーキズム(国の存亡を良く思わない人々)を鎮圧する目的で行われた。

 この運動の反対派の多くはストライキで自らを主張したが、幾つかの過激派グループは「必要不可欠なプロパガンダ」という名目で行動を行った。こういった「必要不可欠なプロパガンダ」が最初に主流となったのはイタリア人のアナキスト「ルイージー・ガレアーニ」とその部下たちによるところが多いだろう。

 ボストンに本部を構えるガリアニストと呼ばれる団体は、彼の生き方から学び1919年のアメリカ合衆国での「赤い夏」時代に爆弾の密輸等を行っていた。
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