トヨタ女性役員が密輸で逮捕「オキシコドン」とはどんな薬物なのか (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

少し前には繁華街の薬局の横に咳止め薬の空箱が落ちていた光景を見た人もいるだろう。その薬には当時覚せい剤の原料であるエフェドリンが含まれていたからだ。今でもその成分が含まれている薬品はある。

 今でもすぐに処方されるのが、ダウン系の成分が入っている咳止め薬である。アヘン成分が少量含まれている為に、長く飲み続けると軽い中毒症状が出る。なかには有名な咳止め薬もある。これは大量に飲むと幻覚症状が現れるが、それには数種類あり、一番危険な薬は取り扱いが非常に少ない。繁華街には怪しい医者が沢山いる。例えば鎮痛剤の「ソセゴン注射」と呼ばれる注射をすぐに打ってくれる医者もいる。これも人によって効果は違うが、オキシコドン同様の効果が出る人もいる。

 ハンプ容疑者の逮捕は輸入量が少なく、個人輸入として当局から認定され、内偵も行わずに逮捕に至っている。だが、逮捕はトヨタ自動車の株主総会後である。企業関係の逮捕、ガサ入れは休日、つまり株価に影響の無い日に行われる事が多い。これは取締り当局と企業の持ちつ持たれつの関係があるからであろう。本人は今でも否認を貫いているらしいので、保釈される日は遠いと思われる。

Written by 西郷正興

Photo by wikipediaより

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