【愛知県警不祥事】 処分保留の巡査部長と同じ手口の中学校教諭は児ポ法違反で逮捕の不可解さ (3/3ページ)

東京ブレイキングニュース

 愛知県警様におかれましては、お願いですから、児童ポルノ法の第一条だけで構いませんので頭に入れていただけませんでございましょうか。

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『児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律』

第一条  この法律は、児童に対する性的搾取及び性的虐待が児童の権利を著しく侵害することの重大性に鑑み、あわせて児童の権利の擁護に関する国際的動向を踏まえ、児童買春、児童ポルノに係る行為等を規制し、及びこれらの行為等を処罰するとともに、これらの行為等により心身に有害な影響を受けた児童の保護のための措置等を定めることにより、児童の権利を擁護することを目的とする。

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 重ね重ね言わせて貰うが、女児に児童ポルノを撮影させ、それを送らせ、自分の手元に残した上で、さらに女児に肉体的危害を加えようと呼びつけるという行為が 『強要未遂』 だけとは、いったい何のための児童ポルノ法なのか。

「実際に犯された訳じゃないんだから」 という声があるかもしれないが、それにしたってわいせつ画像を撮影させて手元に置いていたのだから、児童を性被害に遭わせている事に違いないし、同様の手口で実際に犯人に会いに行って犯されるなり殺される子供が現れるかもしれない。 そうした犠牲者を未然に減らす事こそが警察の職務ではないのか。

 今回の愛知県警の酷いダブルスタンダードは、どの角度から考えても認める訳にはいかない。

Written by 荒井禎雄

Photo by donnierayjones

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