ストレッチも筋トレも効果なし…慢性化した腰痛にどう対処する? (3/3ページ)
――この「体のゆがみ」を改善するポイントが、先ほど少しお話に出た「筋肉をゆるめる」ということですね。これはなかなか感覚としてわかりにくいところがあるのですが、「筋肉がゆるむ」とはどのような感覚なのでしょうか。
川井:言葉にすると「力が抜ける感覚」ですかね。たとえば、緊張している時というのは、筋肉がこわばって、肩が上がってしまっていますよね。これを、大きく息を吐いて下ろすようにすると力が抜けて自然な状態になる。そんな感じです。
筋肉が縮こまっていると、血管が圧迫され、血液循環が悪くなりますから、老廃物もたまりやすくなります。そうするとさらに筋肉は固まったままになって体の動きが悪くなるので、日頃から力を抜くことを意識するといいと思います。
――「筋肉をゆるめる」ということは「体のゆがみ」の改善にも結びつくのでしょうか?
川井:はい。たとえば骨盤でいうと、骨盤の周りのある筋肉が固く縮んでしまうことによって、他の筋肉との間に不均衡が生まれて、骨盤を押し上げたり、ねじれを起こしたりといった「体のゆがみ」をつくります。その固く縮んだ筋肉をゆるめてあげれば不均衡が解消されるわけですから、骨盤も元の位置に戻るということです。
(後編につづく)