アジアン隅田が「ブスいじりは婚期逃す」とテレビ“卒業”を宣言

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写真はブログより
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 3月21日、東海エリアの情報番組『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』(CBC)にて、お笑いコンビ・アジアンの隅田美保(39)が「婚活のため、今後はテレビには出演しない」と発表した。

 隅田がテレビ出演をNGにしたことで、相方である馬場園梓(34)との不仲、引退説も噂されている。そこで、7月14日発売の「FLASH」(光文社)が直撃。真相が本人の口から語られた。

 相方との不仲については、「ネタのことでケンカはありますが、それと休養は関係ないです」と、きっぱり否定。引退に関しても、「引退はないです。もうテレビには出ないけど」と否定をした。

 テレビをNGとした理由は、

「私は前から結婚の意識が強く真面目に婚活したかった」
「ふだんから『ブス、ブス』とバラエティ番組でいじられることで婚期を逃している」

 として、テレビには出演しないが、8月からアジアンとして定期的に舞台に立つことも明かした。

 バラエティ番組としては「ブスいじり」ができる女芸人を一人失った形になってしまった。が、新たな女芸人がすでに発掘されていた。それが、“素朴なブス”オカリナと、“ぽっちゃり”ゆいPからなる「おかずクラブ」だ。

ブス枠の最有力「おかずクラブ」

 現在キテいるおかずクラブ。結成は2009年で、当時はトリオだった。第2の森三中と期待もされたが、2010年10月に一人脱退。入れ替わりで加入した人間も2011年11月に脱退してしまい、結果コンビに。トリオが長続きしないオカリナとゆいPは、問題コンビのレッテルが貼られてしまった。

 そして、この頃から2人の評価は下がり不遇の時代を過ごすことになるが、2014年大晦日、転機が訪れる。『ぐるナイ大晦日恒例!おもしろ荘 若手にチャンスと愛を…誰か売れて頂戴SP』(日本テレビ系)の出演で注目を浴び、徐々にメディア露出を増やしていく。

 特にオカリナは“ブス”を武器に、「自分を美人と思い込んだブス」のコントや、プライベートのブスエピソードを展開。

 ネットでは、

「オカリナ、ブスなのにかわいい」
「決してかわいいとは言えない顔なのに、なぜか好き」

 と、ブス女芸人の地位を固めつつある。そして、業界関係者からの評判も上々だ。

「オカリナの“いい女風勘違いキャラ”というのは女性ならではのキャラ。ただのブスいじりだけでは終わらないところは、トークにも幅ができ、使い勝手が良いですね。そして、人気も急上昇して売り出し中の今ならギャラも安い。何より、不遇の時代を経験しているので、ブレイクするための真摯な姿勢は好感が持てます」

 かつて、「私は仕事でブスをしている、いわゆる“ビジネスブス”」と主張した隅田。メンタルの弱さから“ブス”を武器にしながらも否定して、テレビから去ってしまった。だが新世代の“ブス枠”おかずクラブにはそんな心配はないようだ。

(取材・文/タナカアツシ)

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