永遠に愛されるゲームのローンチタイトル/初期タイトル10選

Kotaku

マリオブラザーズの一場面。
マリオブラザーズの一場面。


ゲーム機の発売と一緒に発売されるソフト、ローンチタイトル。多くの場合、そのゲーム機が持つ機能を活用したソフトが発売される傾向にあります。

その中には、新たな市場を開拓したものやゲーム機本体を先導した、歴史的名作も存在するのです。

そこで今回は、海外ゲームメディアArcade Sushiが選んだ、永遠に愛されるビデオゲームのローンチタイトル10本をご紹介します。

あくまでも海外でのローンチタイトルであり、日本では初期タイトルだったものも含まれています。そして、少し前の記事なのでPlayStation4やXbox Oneは対象外です。


『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(Wii)

Wiiリモコンを振ると、画面内のリンクも剣を振るという直感的な操作方法などは、後に発売されるWii用ソフトの方向性を示しました。また、当初予定されていたゲームキューブ版も発売されたことも高く評価されています(北米では店頭販売もされたようです)。


『パイロットウイングス』(スーパーファミコン)

スーパーファミコンの初期ソフトの中で、Mode 7(テクスチャの拡大・縮小や回転)の機能を駆使し、効果的に16bitのグラフィックを見せることに成功したゲームです。最近では、『大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiU』のステージが本作から選ばれました。


『Wii Sports』(Wii)

Wiiリモコンをフル活用したゲームで、海外では「クールだ」と評されたようです。多くのカジュアルゲーマーはWiiを購入し、バンドルでついてくるこのソフトだけをプレイして、他のソフトは購入しなかったとか......。日本でもそういう人は多いのかもしれません。プレイ画面をあまり映さず、プレイする人を中心に構成されたCMやプロモーションビデオが印象的でした。


『F-ZERO(エフゼロ)』(スーパーファミコン)

タイムアタックの概念を定着させたゲームと言われています。これも前述のMode 7が効果的に使われた作品です。発売当時、海外ではスーパーファミコンとメガドライブの16ビット戦争の真っ最中で、処理速度が求められるゲーム内の「スピード」がセールスポイントの一つとなっていました。

本作は、スーパーファミコンがメガドライブの「ブラストプロセッシング(クロック周波数がスーパーファミコンより速かったことから)」というキャッチコピーに並べる事を示した作品だったようです。


『ソウルキャリバー』(ドリームキャスト)

海外ではローンチタイトルとして提供された作品。後に『パワーストーン』や『Marvel vs Capcom 2 NEW AGE OF HEROES』が発売されたため、当時のドリームキャストは格闘ゲームファンには最高のゲーム機の一つでした(よね?)。人気や完成度の高さもあり、後にXbox 360やiOS、Androidなどにも移植されています。


『スーパーマリオ64』(NINTENDO64)

当時最先端の技術がたくさんつまった作品。完全に3Dで描かれた世界、その中で微妙なアクションを調整できる3Dスティックなど、後の3Dアクションゲームに多大な影響を与えました。今現在もやり込んでいる人が存在する傑作です。


『テトリス』(ゲームボーイ)

喫茶店などでアーケード版をプレイした人も多いかもしれません。私はよくプレイしていました。『テトリス』自体は任天堂が開発したゲームではありませんが、独占権を得てゲームボーイで発売。アメリカでは、ゲームボーイのバンドルとして発売されたこともあり、驚異的な売り上げを記録しています


『Halo(ヘイロー)』(Xbox)

Microsoftが家庭用ゲーム機の市場に参入時のキラーソフト。当時の家庭用ゲーム機市場では、FPSというジャンルが浸透しておらず、数本しか出ていない状況だったのも幸運でした。今では、「FPSと言えばこれ!」という方も多いはずです。


『スーパーマリオワールド』(スーパーファミコン)

2Dプラットフォームゲームの完成形との声もある名作。ヨッシーやテレサが登場する幽霊屋敷など、シリーズに定着した要素の多くが初めて導入されました。

飛行できるマントマリオ、バラエティに富んだワールドマップ、中ボスというレベルの確立、隠しエリアの導入などは、時代を超越したと言っていいかもしれません。

現在でも、動画で見られるようにスピードランが行われ、競い合うプレイヤーが後を絶ちません。


『スーパーマリオブラザーズ』(ファミコン)

先に紹介した『スーパーマリオワールド』が2Dプラットフォームゲームの完成形であるのに対して、こちらは2Dプラットフォームゲームというジャンルを発明した作品

ファミコンを爆発的に普及させたソフトですが、それ以上に、一般的なビデオゲーム全般のローンチソフトだという声もあります。文句を言う人は、きっと誰もいないでしょう。


いかがでしたか? ハードとソフトの親和性が高いものを開発する傾向にある任天堂が、ほとんどを占めているのが印象的です。

個人的にはローンチタイトルではないですが、PlayStation発売後すぐに登場した3D格闘ゲーム『闘神伝』が思い出深いです。当時あまりに衝撃的で、「ポカーン」となりました。


10 Best Video Game Launch Titles Ever[Arcade Sushi]
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス PV[YouTube]
パイロットウイングス フライトエリア1[YouTube]
Wii Sports CM[YouTube]
SFC版F-ZERO テクニック集[YouTube]
Soul Calibur - Dreamcast[YouTube]
Super Mario 64 (N64) 120 star Speed run 1:49:49[YouTube]
Game Boy Longplay [157] Tetris[YouTube]
Halo Combat Evolved Trailer[YouTube]
Super Mario World Speed Run (1:45:51) by Go1den #SGDQ 2013[YouTube]
スーパーマリオブラザーズ ワープ無しノーミスクリア(1/4)[YouTube]
【スマブラ for WiiU】 ステージ紹介 「パイロットウイングス」[YouTube]
闘神伝 (PS) CPU戦ラスボスまで[YouTube]

Go Itakura

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