「うらめしや~、冥途のみやげ」展 幽霊画からたどるうらみの表現

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「うらめしや~、冥途のみやげ」展 幽霊画からたどるうらみの表現

7月22日(水)より、幽霊にまつわる日本画や錦絵、能面などを展示する「うらめしや~、冥途のみやげ」展が、東京藝術大学大学美術館にて開催される。

会期中には展示替えが行われ、前期展示が7月22日から8月16日(日)まで、後期展示が8月18日(火)から9月13日(日)までとなっている。

また、講演会や能楽公演、ナイトミュージアムといったイベントも予定されている。




まさに冥土の土産! 「うらみ」を紐解く企画展
「うらめしや~、冥途のみやげ」展は、幽霊画に見られる「怨念」や「心残り」といった人間の底知れぬ感情に注目し、錦絵や近代日本画、能面なども展示。

怪談を得意とした明治時代の落語家・三遊亭圓朝さんゆかりの幽霊画コレクションを中心に、日本美術史における「うらみ」の表現をたどっていく。

ほかにも円山応挙さん、浮世絵の歌川国芳さん、葛飾北斎さん、近代の河鍋暁斎さん、月岡芳年さんといった、日本美術史に名を残す画家たちが共演する。

当初は2011年夏に開催を予定していたが、同年3月に発生した東日本大震災の影響により、開催直前に延期。今回、4年の歳月を経て開催されることとなった。

冥土の土産」と言われると身震いしてしまうが、涼しくなれることうけあいの、夏にぴったりの企画展となっている。
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