脳に埋め込んだデバイスから直接薬が投与できる!? (2/2ページ)
研究チームのWoong Jeong博士によれば、デバイスは小さな配管とポンプを埋め込むものだが、それは脳組織と同じように柔らかい素材でできているので、脳のなかに長期間とどまっても、炎症を引き起こしたり神経に損傷を与える心配はないという。研究者たちは、同じような、さらに柔軟性の高いデバイスを使えば、脳以外の身体のさまざまな器官にもこの方法を適用できると考えている。現時点では薬室は4つしか備えていないが、将来的にはカラープリンターのインクカートリッジのような仕組みを採り入れることで、継続して薬剤を供給できるようにしたいという。
微細なデバイスを作る技術の進歩によって、人間の身体に埋め込むタイプの医療機器が今後はどんどん増えていきそうだ。通信技術の進歩、あるいは非接触式の充電技術なども、そういったテクノロジーを支えているのだろう。