糖尿病専門医が教える。肥満、普通、やせのボーダーラインとは? (2/3ページ)

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身長160センチの場合、肥満は体重64キログラム、やせは47.36キログラムがボーダーラインになります。例えば47キログラムなら、47÷1.6÷1.6=18.36で『低体重(やせ)』と判断します。

医学界では、栄養不足や生活習慣病を予防するために、普通体重をキープするよう推しょうしています」(福田医師)

身長160センチの筆者は、体重は47キログラムぐらいのほうが理想だと思い込んでいましたが、医学的にはそうではないようです。
■死亡率が高いのは、「肥満」より「やせ」のほう

次に、自分の身長にとって標準体重はいくらなのかを計算してみましょう。

「BMIを求める式を逆算してください。

標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

身長160センチメートルの人は、1.6×1.6×22=56.32キログラムが標準体重です。現在の体重が50キログラムの人はあと6キログラムほど太り、65キログラムの人は9キログラムほどやせればよいという目標設定ができます。

女性の場合は、『標準がこれほど重いとは。理想の体重と違います』と驚く人が多いです。しかしながら、病気になりにくい、健康であるという視点で考えたとき、医学的にはこの標準体重が適正なのです」(福田医師)

そういえば、欧米のファッションモデル業界では、BMIが18以下の場合はショーへの出演禁止や、やせ過ぎ予防の啓蒙活動を行っていると聞きます。やせや肥満が健康に与える影響について、福田医師は、
「肥満になると生活習慣病のリスクが高まることは、国内外から多くの報告があります。ただ、同時に知っておきたいのは、余命が短いのは、『やせ』のほうだということです。栄養面、体力面が原因だと考えられます」と言います。

■標準体重に近付くと、疲れにくくなる

自分がどの程度太っているか、あるいはやせているかを数字で知ることもできます。

「BMIが22の標準体重に対して、自分の体重が何%オーバー、あるいは不足しているかを判定する計算式は次の通りです。

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