糖尿病専門医が教える。肥満、普通、やせのボーダーラインとは? (1/3ページ)
周囲を見渡すと、やせているように見えるけれど、「自分は太っている」と言う人が多いように感じます。実のところはどうなのでしょうか。
「自分は太いと思い込んでいるだけで、医学的には低体重だというケースがかなりあります。厚生労働省発表の『平成25年国民健康・栄養調査』では、20代女性の21.5%が『低体重(やせ)』だとわかっています」と話すのは、糖尿病専門医で大阪府内科医会会長の福田正博医師。
自分の肥満度や適正体重を求める計算式があるとのことで、詳しく聞きました。
■体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で「肥満」や「やせ」の程度を計算
筆者も自分の全身を鏡で見ると余分な脂肪が目につき、太って見えてため息が出ます。「太り過ぎ」、「普通」、「やせ過ぎ」などは、どのようにして判断すればいいのでしょうか。福田医師はこう説明します。
「体格の程度は、BMI(Body Mass Index ボディ・マス・インデックス)という『体格指数』で判断します。
BMI(体格指数)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
例えば、体重が60キログラムで身長160センチの人なら、BMIは60÷1.6÷1.6=23.4になります。
日本肥満学会では、BMIが『22』となる体重を『標準体重』とし、『統計上、最も病気になりにくい数値』としています。
これを基準に、『18.5未満は低体重(やせ)』、『18.5以上25未満は普通体重』、『25以上30未満は肥満(1度)』、『30以上35未満は肥満(2度)』、『35以上40未満は肥満(3度)』、『40以上は肥満(4度)』と定義しています」
身長160センチで体重が60キログラムだとかなり太めの印象ですが、実は「普通体重」なのですね。
「そうです、普通です。