水の国オランダのアムステルダムにて、運河めぐりを楽しもう! (1/3ページ)
「世界は神が創造したが、オランダはオランダ人が創った」
これは世界でも有名な言葉ですが、一体どのような背景があって生まれたのでしょうか?
「低い国」を意味するネーデルランド王国(オランダの正式国名)は、その意味の通り、今現在でも国土全体の26%が海抜以下(海より低い)にあります(オランダ統計局発表数値)。
かつてはとても湿地が多く、とても住みにくい環境でした。ところがオランダの人々は、この土地を少しでも住みやすい場所へと変えていく工夫を始めます。

まず海や川から土地を守るために、堤防を作りました。
そしてオランダの有名なイメージの1つでもある風車を活用し、土地から水を運河や水路へと排出して、干拓地を作り上げていきったのです。今では、3000以上もの干拓地があると言われています。
こうして「創りあげられた」オランダは、今では川に運河にと、沢山の水の流れが風景の中に組み込まれています。洪水など脅威の相手となることもあるものの、オランダの人々は様々な形で、この「水のある光景」を楽しんでいます。
春先から秋にかけて、オランダ各地では中心市街を流れる運河を巡るボートツアーを多く目にします。また運河のみならず、オランダを流れるいくつかの川の一部をクルーズするツアーもあります。
ただ様々な場所で、それぞれに素晴らしい「水を巡る」楽しみがありますが、やはり逃してはならないのは、首都アムステルダムの運河めぐりです。

アムステルダムは、オランダの「黄金の時代」と呼ばれる17世紀に、ヨーロッパにおける重要な国際貿易港として栄えます。