【新国立問題】自民党追及の蓮舫氏に「いくらなんでも頼りすぎ」の声 (2/2ページ)
公共事業再検討本部の本部長に蓮舫議員が抜擢
しかし、2500億円の建設費が発表された後の民主党の動きは素早かった。民主党は公共事業再検討本部を立ち上げ、本部長に蓮舫議員を抜擢。自民党を徹底的に追及していく構えを見せている。
蓮舫議員は「漏れた年金情報」でも調査対策本部の本部長に抜擢されている。蓮舫議員といえば、事業仕分けの印象が強烈に残っているが、もともとニュースキャスター出身という華やかな経歴もあって、いまだ有権者からの人気は高い。蓮舫議員が街頭演説に来れば、通りがかかりの人が足を止め、握手や記念撮影を求めて黒山の人だかりができる。以前ほどではないにしろ、その人気ぶりは民主党議員の中では群を抜いている。
その一方で、民主党は蓮舫議員に頼り過ぎている事実も否めない。民主党関係者からも「蓮舫議員よりも適任の先生が、民主党にはいる。それでも蓮舫議員が起用されるのは、発信力が大きい」という声が聞かれる。そこには、ほかの議員ではテレビや新聞が取り上げてくれないという思いがにじむ。
漏れた年金問題にしても新国立競技場の問題にしてももっと専門知識のある議員が民主党内にはいる。蓮舫議員は大臣経験があるとはいえ議員歴は11年。決してベテランではないが、民主党は蓮舫議員を前面に押し出している。
「いくらなんでも、蓮舫議員に頼りすぎなのでは?」(民主党関係者)との声もあるが、蓮舫議員で民主党は勢いを取り戻せるか?
(取材・文/小川裕夫)