なぜ妻と息子と制作したのか? 会田誠、東京都現代美術館の作品撤去要請を巡って作品の意図を説明 (2/3ページ)

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芸術を使って政治的アピールはすべきでない」という、かねてからの持論を改めて強調した。


この作品は、見た目の印象に反して、いわゆる「政治的な作品」ではありません。現在の政権や特定の政党を、利する/害するような文言は一言も書いてありません。文部科学省という役所全体に対して、不平不満を述べているだけです。

「檄」について(会田誠さんTumblerより)



そして「現代の日本の家庭なら、ごく普通にありうべき不平不満だと思います。しかし完璧に国民的中庸な意見とは言いません。『当然偏りはある』という前提で読んでもらうべき、『一家庭における一サンプル』にすぎません。」と、 家族そろったユニットとして制作した意図を述べた。

また、「内容が子供展に相応しくない」という意見に対しては、日本の教育制度についての内実を隠蔽するのは子供のためにならないという考えの元、今回の「子供展」の枠組みに対して熟考した作品だと主張している。


ここに書かれているのは日本国の教育制度に関する話——いわば「大人の事情」ですが、そのようなものを子供たちの目から意図的に遠ざけ隠す行為は、基本的に良くないことだと僕は考えます。
(中略)
「大人たちの作った世の中の仕組みは、ただ従順に信じるのではなくて、つねに疑いの気持ちを胸に秘め、警戒して生きてゆく——そういう“背伸び”はした方がいいんだよ」という、これは僕から子供たちへ伝えたい大切なメッセージです。

会田誠さんTumblerより





表現の自由は誰のもの?


今回の騒動を受け、ネット上では、子供向けの展示に対して「配慮に欠ける」といった撤去に賛同の声も挙がっている一方で、「表現の自由」について言及する意見もまた多く挙がっている。

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