イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン

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イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン

STORYS.JPの営業マン松山が満身創痍で挑んだ企画、 その名も「イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン」! 人の魅力は外見や学歴などのスペックだけではない・・・・・・はず! それを証明するために、街コンなどの事業を展開しているボンマルシェさん協力の元、 2人の男が街コンへと挑む。 イケメン圧勝な予感もするが、はてさて、その結果やいかに!?

イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン

これは一人のモテない男が、奇跡を起こすまでの物語。

ある日STORYS.JPで営業を担当している僕(松山)は頭を抱えていた。
上がらない業績、閉塞感漂うオフィス、新たな手法の模索。どれもなかなか上手くいかない。意気揚々と上京してみたものの社会とは甘くなかったのである。

上司「松山さん、営業成績なかなか上がらないですね・・・」

松山「駄目です・・・僕向いてません・・・もう大阪へ帰ります」

上司「いや、早いでしょwまだ勤務して半年も経ってないんですよ!そんなにすぐに結果を出せる人なんていませんよ^^ニコッ」

上司は優しい人である。しかし、その優しさが焦りにつながり、裏切っているような感覚に繋がっていくから人間というものは厄介だ。いや、僕が厄介な人間なのだ。



松山「うっ、うっ・・・」
頭を抱えながら、行き詰った僕はふと考えた。
どうせ辞めるなら、最後にお世話になった社長さんへ挨拶して辞めよう。


そして、大阪へ帰って、ひっそりとたこ焼き屋で働いて、近所の子供たちが火傷しないように見守る。僕はたこ焼き屋の冷まし役として残りの生涯を全うしよう。

そう固く誓って僕はお世話になったある企業へ出向いて行った。

第二章

向かった企業というのも、僕が入社してすぐに取引をしていただいたボンマルシェという街コンやSEO対策など幅広く事業やっておられる企業である。
STORYS.JPのオフィスとも激近という偶然もあって、そこの社長をやっておられる堀江さんとは仲良くして頂いていた。

松山(恩を返すことなく、帰るのも忍びない。というかこんな事を考える間もなく着いてしまった)


松山「こんにちは、ご無沙汰してます・・・」

堀江さん「どうしたの?急に?!」

松山「実は、もう僕駄目だと思うので、実家へ帰らせていただきます!」

堀江さん「(なんだこいつ?!急に何言ってんだ?!)あーSTORYS辞めちゃうってこと?」

松山「たぶん僕、駄目です・・・」

堀江さん「(話聞いてねえw)結論出すの早すぎでしょ!まあ初めての経験だから難しいってのは分かるよ。うーん。そうだな、よし!松山君、ちょっと仕事頼むよ」

松山「えっ!?(こんな敗れざる者の僕に仕事?!大丈夫なのか!?)」


第三章

僕はSTORYS.JPで働くまで結構紆余曲折した人生だったので、方々に知り合いが多い。
その力を使う時が来たようだ。


その力を何に使うのか。


今回、堀江社長が僕に頼んできた仕事は、街コンを題材とした記事を書いてくれという依頼だ。
僕にチャンスをいただけたのだから、面白い企画で、尚且つボンマルシェという企業に貢献できる企画を作らなければ!

皆さん街コンのイメージとはどんなものだろうか?
気軽に出会いが作れる、コスパ良く飲み食い出来て良いお店も見つかるなど色々な意見がある事だろう。
けれども、僕は街コンの可能性をもっと信じたい。もっと本当の良さを広めたい。そう思って今回思いついた企画がこれだ!



「イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン」


そう、世の中では「人の評価は学歴や容姿じゃない心だ!」という言葉を信じている人が多い。僕もその一人である。


しかし、世の中を見たらどうだ。どうやら心も大事かもしれないが、結果イケメンやコミュ力が高い人間、経歴の華やかさを持った方々に光が当たっているのじゃないか!?


今回は僕の持てるコネクションを最大限活かして2人の人物に協力してもらえる事に成功した。


この2人だ!

寒川「初めまして、ファッション関係の専門学校へ通っている寒川(仮名)と申します。年齢は21歳です。現在、彼女は募集中です。」

松山「(めっちゃちゃんと挨拶出来んじゃねえか・・・爽やかだし、髭は生えてるけど。)
今回は本企画に参加していただいてありがとうございます。僕は何度かお会いした事があるんですが、やはり寒川さんはモテるんですか?」

寒川「モテるってことはないと思うんですが、学校がファッション系っていうのもあって、女性と出会うきっかけは多いかもしれないですね。
それと学校以外でも、ファッションショーや音楽をやっている人とイベントやったりで、知り合いの数も多いのでそう思われ易いかもしれません。」

松山「(出たよ・・・この手の爽やかファッション系男子が一番危ないんだよな。この仮面剥いでやりてえ!どす黒い心を持ってんだろ!)
なるほど。知り合うきっかけが多いって事は、今まで女性経験は多いって事ですよね?」

寒川「どうなんでしょうねー。僕は、彼女が出来てもあまり長続きしないタイプなんで。
けど、まあ僕の周りでもっと遊んでいる人はいますし、まあ普通だと思いますよ。」

松山「(出たよ!こういうのが絶対三桁とか行ってんだ!)今、一番興味あることってなんですか?」

寒川「そうですねーファッションで言えば、ウェアラブルですね。
グーグルグラスやアップルウォッチを始め色々なテクノロジーがファッションに入ってきていて、着る為だけでない服というものが概念として出来上がっていく過程なので、そこを意識して行きたいかなって思ってます。」

松山「(ウェアラブル?なんやねんそれ?トラブルの新しい形かい!横文字使ってたらええと思いやがって、調べてみたら、身につけて持ち歩くことができるコンピュータのことやろ?それならそう言えばいいじゃねえか! )
じゃあ今日は宜しく御願いします^^」

春山「初めまして。春山(仮名)と申します年齢は27歳です。職業は、働いてないのでニートですね。」

松山「ニートなんですね。どれ位の期間ニートをされているんですか?」

春山「そうっすね。うーん。
たまにバイトみたいなものとかはやったりするんですけど、基本的に高校卒業以来まともに働いた事はないですね。」

松山「(この漂う駄目男臭・・・いや、見た目ではなく心が大切だという考えを信じている僕でもこれはキツい戦いに見える。例えるなら普通の男が、ドラゴンボールの悟空と戦うに等しい。当然負ける。負けるどころか、ボロきれの様になってしまうだろう・・・)」

そうなんですね。じゃあ実家に住んでるんですか?

春山「いえ、渋谷でシェアハウスを運営していて、そこで暮らしてます。」

松山「シェアハウスに住んでいるんですか。その家賃はどうやって払っているんですか?」

春山「うーん。まあ僕がそのシェアハウスを立ち上げたっていうのもあって、結構滞納とかしてますけど、たまに金が入った時とかに払ってみたいな感じで、飯とかも誰かが作ってたりしてそれをくれたりするんで、何とかやっていけてますね。」

松山「(同い年の奴でそんな生活を・・・心中お察しするわ・・・)女性経験はどんな感じですか?」

春山「あまりそういう方面は苦手というか興味ないんですよね。
マンガとか本読んでる方が楽しいんで。一応だいぶ前に彼女がいた事はありましたね。」


とにかく誰がどう見ても、春山さんが勝てる見込みは無い様に思えた。
いや、無いと僕は心の中で断言していた。
学校の先生や両親が言っていた「人を見た目で判断してはいけません」という有り難い教えすら消し飛ぶくらいの差である。


そんな2人には実際街コンへ参加してもらった。


後編に続く・・・・・・

後編はこちら→→【イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン(後編)】

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