【アニメ漫画キャラの魅力】どこまでもまる子の味方!俳句爺「さくら友蔵」の魅力とは?『ちびまる子ちゃん』

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 主人公「さくらももこ」の祖父「さくら友蔵」は、いつでもどんな時でも、ももこ(まる子)の味方です。長女の「さきこ」の事ももちろん可愛がりますが、何よりぐうたら次女のまる子をいつもかばい、良き理解者になろうと努める祖父。それが「さくら友蔵」なのです。今回は、そんな「さくら友蔵」の魅力についてご紹介いたします。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■ボケをかます

 ちゃぶ台を囲んで食事を取っているときにも、時折ボーっとうつろな目をして違う世界にいる友蔵。そして彼の突拍子もない言動(ボケ)により、家族の顔には複数の黒い縦線(あきれた時や間が悪い時の信号)が現れるのです。しかし友蔵は、まる子の事となると頭ははっきりし、どんな犠牲をもいとわない勢いでまる子の味方になります。

■「友蔵、心の俳句」

 孫を持つお爺ちゃんは色々な心の動きを見せるもの。まる子に裏切られた時、まる子に慕われた時、まる子と一緒に遊びに行って楽しかった時。その時々に、彼は一句作っては読み、句の最後に必ず「友蔵、心の俳句」と付けて結びます。それがまた、なかなかシンプルで味のある俳句。句のイメージとしては、孫を慕うけなげな爺が孫の為ならばどんな犠牲をもいとわないという覚悟の歌とでも言いましょうか。季語のない川柳のような歌を自由奔放に思いついたままに歌う友蔵。時には頼りになり、時には手のかかる可愛いお爺ちゃんなのです。

■年金はほぼ孫の為に!?

 時々年金(おこづかい)を狙って甘えてくるまる子に、とても純粋で甘いお爺ちゃんっぷりを見せる友蔵。腹黒いまる子の目論見を少しも疑わず、ねだられると極力願いをかなえてあげる方向に頭を悩まし、またその様子がとても幸せそうなお爺ちゃんです。まる子から孫の愛情を感じれば、「これはまる子からの年金じゃ」と言って喜ぶ友蔵。老人ぼけを心配されていたのに、孫に励まされテレビクイズに参加しただけではなく、上位に入賞し賞金まで持って帰ってくるという根性と運の強い祖父、さすが友蔵なのです。

 孫にメロメロで甘いお爺ちゃんを極めたような「さくら友蔵」。今日も祖父という立場に喜びを感じ、孫の幸せのために頭を悩ませながら、心の俳句を詠んでいるのです。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ハナブキ(キャラペディア公式ライター)

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