部屋で煙を気にせず燻製が作れる! パナソニック『スモーク&ロースター NF-RT1000』業界初のくんせい機能!

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部屋で煙を気にせず燻製が作れる! パナソニック『スモーク&ロースター NF-RT1000』業界初のくんせい機能!

室内で手軽に燻製が作れる! パナソニック株式会社は業界で初めて「くんせい」メニューを搭載した『スモーク&ロースター NF-RT1000』を2015年9月1日に発売する。除煙・脱臭してくれるので燻製を作るだけでなく、従来通りロースターとして焼き魚などもOKというが、その実力はいかほどか。今回はパナソニックの新商品発表会を訪問しつつ取材を行った。

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今回検証する『スモーク&ロースター NF-RT1000』。イメージとしては、今までのロースター機能に「くんせい」機能がプラスされた調理家電なのだが、除煙・脱臭の優れたパワーで煙を気にせず調理出来る点や、食材をふっくらと仕上げることが出来る点など、ただ単に「くんせい」機能がプラスされたというわけではなく、ハイスペックで使いやすくなっているという。
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■業界初!部屋の中で煙を気にせず燻製が作れる!
まずはやはり、業界初の「くんせい」メニューについてご紹介しよう。
「燻製」を作るというと、煙が出るのでバーベキューの時など屋外でするのが一般的。大きめの燻製器を使って煙でいぶして作るイメージがあることだろう。家庭で作るための燻製器というのもあることにはあるのだが、それだと気になるのはやはり煙の問題。部屋の中、もしくは庭やベランダで作ったとしても、周囲へ広がる煙はどうしても防ぐことは出来ない。それが、この『スモーク&ロースター』を使えば家の中で、しかも煙を気にせずに作れてしまうのだから画期的である。

■煙が気にならないその秘密は、『独自の除煙・脱臭機能』
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庫内にファンがついており、まずは煙を触媒フィルターへ誘導。触媒が有機物(油、煙、におい等)の酸化・分解を加速して無色・減臭の気体として本体の外へ排出する。この機能により、部屋の中でも煙を気にせずに燻製を作ることが出来る。実際に新商品発表会でデモを見せてもらったが、部屋の中で調理しているにも関わらず、煙たいという感覚は一切なし。燻製の良い香りだけが充満していた。
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マンション住まいだと、キッチン周りに窓があることは稀。換気扇を回しても、調理によっては煙探知機に反応してしまったりする。しかし、この『スモーク&ロースター』は本当に煙を気にしなくてよいので探知機の反応にビクビクしたりすることもない。ちなみに、この触媒フィルターは交換不要。

■燻製を作るための『くんせい容器』
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燻製を作るために実現した技術のもう一点の特徴は、庫内で使う「くんせい容器」にある。この容器には2箇所の通気用孔があり、庫内ファンにより 容器内に空気の流れが発生することで食材にしっかりと煙をまとわせ、尚且つ色ムラを低減することが出来る構造となっている。また、燻製すると同時に通気用孔から容器内の煙やニオイを少しずつ排出。効率的に除煙・脱臭が出来るようになっている。

■「くんせい」メニューで庫内をコントロール
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「除煙・脱臭」と「くんせい容器」、そこに専用の「くんせい」調理プログラムが加わることで、美味しい燻製作りが可能となっている。ヒーターとファンを効率的に動かして庫内をコントロールするのだ。ファンを稼動させながら、燻製チップを発煙させて効果的に食材に香りをつける。最後はヒーターがOFFになり、ファンのみが稼動して除煙・脱臭。 これにより、調理を終了して扉を開ける時にもモクモクと煙が出てくることがない。

■『スモーク&ロースター』で作れる燻製の種類は「熱燻」
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燻製にはいぶし方(温度や時間)によって「冷燻」「温燻」「熱燻」といった種類がある。この『スモーク&ロースター』で作れるのは基本的に「熱燻」と言われるもの。 高温で加熱し、短時間で香り付けを行うものである。燻製の風味としては柔らかく、食材がジューシーに色艶良く仕上がるのが特徴だ。また、短時間で作れるので「食べたい!」と思った時に30分程度時間があれば燻製を作ることが出来る。 (※食材やいぶす時間にもよる)

■NF-RT1000で、実際に燻製を作ってみよう!
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今回は、さくらのスモークチップを使ったベーコンの燻製作りを体験した。まずはくんせい容器にチップを散らす。チップの分量はわずか15g程度。 1回に使うチップの量が少ないのも、手軽で良い。この時の注意点としては、底にある通気用孔をチップで塞がないようにすること。 (チップは付属していないので、ホームセンターなどで購入しよう。)
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くんせい容器内に入れる付属の網をアルミホイルで包み、その上に食材を置く。溶けやすい食材の場合はアルミホイルで網を包んでおくと良いのだそうだ。今回はベーコンの油分をチップに落とさないために包んでいる。そして、さらにくんせい容器をアルミホイルで包みしっかりとフタをする。 こういったところにアルミホイルが使えるのも手軽な要因のひとつ。アルミホイルならほとんどの家庭にあり、また扱いやすい。 薄いので、上からのヒーターの熱が通りやすく、しっかりと密閉も出来るためここも短時間で作れるポイントとなっている。
調理時間は18分。(食材により調理時間は変わる。) スタートボタンを押し、しばらくするとファンが回る。ファンの音はするが、響くような音ではないのでうるさくはない。しばらくすると、良い香りが漂ってきた。燻製を部屋の中で作っているのに、煙たいということがない。 もちろん、煙で部屋がモクモクとなってしまうこともない。良い香りだけが漂い、何とも食欲をそそる!

■できあがった燻製を試食!
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色ムラなく均一にいぶされたベーコン。作りたてのベーコンの燻製はやわらかなさくらチップのスモークの香りと、口に広がるジューシー感がとても美味しい。
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■色々な燻製を楽しんでみる!
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今回の新商品発表会では、燻製の盛り合わせとしてプロセスチーズ、たくあん、チルド餃子、ミニトマト、甘栗、ミックスナッツを試食した。定番のプロセスチーズは間違いない美味しさ! こちらも色ムラなく綺麗な仕上がり。 ミニトマトの燻製は、熱と香りが入ることでより甘さとジューシーさが増していて美味。 こうした野菜なども短時間で手軽に香り付けすることが出来る。チルド餃子は、市販のものを燻製にしただけなのだが、これまたいつもとは違った味わいで楽しい。たくあんも程良く水分が残っており、食べやすい。他の料理を作っている間に、『スモーク&ロースター』でササッと燻製調理ということが家庭で実現してしまうのだ。

今回試食したものは、全体的に程よく香り付けされたものばかりで食べやすかった。 もっと香り付けしたければ時間を調整したりと、半マニュアルなのでアレンジすることが出来る。自分好みの燻製作りにチャレンジしてみたくなった。

■燻製したものを使って、料理やお菓子作りなどにアレンジを!
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記者が1番気に入ったのは甘栗の燻製だ。甘栗には「ウィスキーオーク」チップで香り付けしてあった。これはウィスキーの古樽を用いたチップ。 このチップで燻製にすると程よくウィスキーの香りがして、熱が入り柔らかくなった甘栗はマロングラッセのような風味を楽しめるのだ! そのまま食べるのももちろん美味しいが、こういったものはお菓子作りなどにも使える。
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ナッツや甘栗をスモークチップで香り付けしたものを使い、パウンドケーキやマフィンなどを焼いたら、ワンランク上の味わいを楽しめるだろう……とワクワクした。 酒の肴としてでなく、燻製したものを使った食事やお菓子作りなど幅広くレシピを楽しむことが出来るはず。

■もちろん、魚や肉を焼いたりも出来る!
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さて、ここまで「くんせい」メニューばかりを紹介したが、もちろんロースターとして魚や肉も焼くことが出来る。その際も、もちろん煙やニオイを気にすることなく調理することが出来る。また、上下ヒーターで両面焼きが可能だ。

■「切身」「干物」メニュー機能の細分化
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従来品のロースターとの違いは、「切身」と「干物」メニューと独立したメニュー機能があり、焼き加減も選べるようになったことにある。 これにより、水分を飛ばしすぎないなど身のジューシーさを保てるようになったという。このあたりの充実ぶりは、専用の調理家電ならでは。上には遠赤ブラックヒーター、下にはシーズヒーターが取り付けられており、 上下独立加熱で火力のバランスを調整している。そのため、小さくて薄い切り身も水分を逃さずに焼き上げることができる。 魚の状態に合わせて焼き方を選ぶだけで、オートで上手に焼いてくれるのだからさすがである。
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ロースターと言うのは、魚をよく食べる地域での売上が高いのだとか。オートで魚を焼ける手軽さ、焼きあがりの美味しさに違いが出るのだから納得である。
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またその他には、タンドリーチキン、焼き芋や焼きりんご、ピザやグラタンなども調理することが出来る。本来なら、魚を焼いた庫内でグラタンを作ったらニオイが移ってしまうのでは?と思うかもしれないが、これもすぐれた除煙・脱臭機能のおかげで、ほとんど気になることはないだろう。

■使用後のお手入れのしやすさにも工夫が!
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燻製作りをした時は、くんせい容器を洗えばいいだけ。庫内はサッと拭くだけで良い。また魚など網を使った場合も、この網に汚れがつきにくい加工がしてあり 洗う時間が短時間で済む工夫がされている。
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また、グリルを使った場合は引き出した部分を洗うのだが、ここにも工夫が!ガラス扉の部分が外せるのである。こうすることで、洗い場での作業が断然しやすくなるし、乾かすのも楽である。
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庫内の汚れが気になる時には、オートクリーンモードを使えばよい。セルフクリーニング効果のある塗料が庫内に塗られており、280℃の高温で熱し、飛び散った油脂を分解、焼ききってくれる。ボタンひとつで簡単にオートでお手入れというのは、本当にありがたい。

■問題は、どこに置いてどうやって使うか?
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「ロースター」という単一目的の家電だから、取材前はシンプルなものを想像していたが、その高機能ぶりに驚いた。食事のバリエーションも美味しさも充実しそうで大いに物欲が刺激されたが、実際に家庭で使うとなるとどこに置くかがやはり悩みどころ。本体の大きさは、幅45cm×奥行き35.5cm×高さ18.5cm。重さは5.4kgある(※くんせい容器・網は含まない)。キッチン周りにスペースのある人は定位置に設置して使えるが、 マンションなど限られたスペースの場合は、使うたびに取り出すスタイルになりそうだ。ホットプレートやたこ焼き器、ホームベーカリーと同じく「作るときに調理家電を出す」といったイメージである。除煙・脱臭効果が高いので、ダイニングで使用することも可能と思われる。

■専用品として進化してきた、実力は本物!
気軽に燻製を作りたい人にはもちろんオススメ出来る。そして魚中心の食生活であったり、グリル料理が好きな家庭にはぜひ注目してほしい1台。優れた「除煙・脱臭」機能で、室内での使用に特化している点が素晴らしい。いままでのロースターに、さらに燻製機能がついた『スモーク&ロースター NF-RT1000』は、食事の楽しみの幅を確実に広げてくれるだろう。

近年、食を取り巻く市場環境は変化してきており、うち飲みニーズなどが高まっている。また「燻製」もひそかにトレンドになっており、 「燻製風味」の調味料が販売されていたり、 燻製食品も多数発売されている。 初心者でも手軽に家で燻製を作れる『スモーク&ロースターNF-RT1000』は間違いなく今秋注目の調理家電である。
パナソニック スモーク&ロースター けむらん亭(ブラウン) NF-RT1000 パナソニック スモーク&ロースター けむらん亭(ブラウン) NF-RT1000 市場想定価格は3万5000円程度。
燻製を作ってみたい人、魚が好きな人、グリル料理が好きな人にオススメの1台。秋の夜長にゆっくりとお酒を味わいながら、作りたての「燻製」を家で味わう。『スモーク&ロースターNF-RT1000』があれば、そんなちょっと贅沢で嬉しい「うち飲みスタイル」も叶ってしまうのだ。

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