紅白歌合戦“ドラマチック歌姫”の60年史!【<78年第29回>「カナダからの手紙」畑中葉子】
恩師である平尾昌晃とのデュエットで、史上まれに見る幸運なデビューを飾った畑中葉子(56)。紅白への切符も超特急だったが、記念すべき舞台は「師との別れの場」でもあった。「デビューしてすぐに売れた? いや、その前からです。78年1月の発売なのに、その前年の12月には札幌の有線で1位になっていましたから」 日本のカラオケブームの元祖であり、デュエット歌謡の定番となったのが「カナダからの手紙」だ。平尾昌晃の芸...