医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<水疱瘡>「肺炎・髄膜炎・脳炎…喫煙者に“15倍”の発症数」
水疱瘡は子供の病気というイメージがあるが、大人がかかると重症化するおそれがある。 水疱瘡ウイルスに感染すると、約2週間の潜伏期間を経て赤く腫(は)れた発疹ができ、6~10日かけて強いかゆみを伴う水ぶくれになり、かさぶたへと変わっていく。38℃以上の高熱に襲われることも多い。治療薬にはアシクロビルとバラシクロビルが用いられているが、発症後、大人であれば4日以内に服用すれば効き目がある。 大人の水疱瘡のリ...