この世とあの世をつなぐ「食とお供え」の歴史や習わしを紹介
神仏に祈りを捧げるとき、死者に思いを馳せるとき、お供えものは付き物である。供物といえば食物を指す場合が多い。私たちが生きていることに感謝するとは、つまりは「食」に感謝することである。「食」はあの世とこの世をつなぐものでもある。 ■お供えと共食の歴史 中秋の名月に月見団子をお供えする風習は今も続いている。秋は収穫期。実りの秋の訪れを告げる月に豊作を祈って捧げられるものである。 仏壇や神棚、墓に付き物...
神仏に祈りを捧げるとき、死者に思いを馳せるとき、お供えものは付き物である。供物といえば食物を指す場合が多い。私たちが生きていることに感謝するとは、つまりは「食」に感謝することである。「食」はあの世とこの世をつなぐものでもある。 ■お供えと共食の歴史 中秋の名月に月見団子をお供えする風習は今も続いている。秋は収穫期。実りの秋の訪れを告げる月に豊作を祈って捧げられるものである。 仏壇や神棚、墓に付き物...
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