鬼束ちひろが“後輩”の花岡なつみに「私みたいになるな」と自虐エール

デイリーニュースオンライン

鬼束ちひろオフィシャルHPより
鬼束ちひろオフィシャルHPより

 歌手の鬼束ちひろ(34)が8月12日、昨年の第14回全日本国民的美少女コンテストで音楽部門賞を受賞した歌手・花岡なつみ(18)のデビューイベントにサプライズで登場した。鬼束は花岡に向けて「私みたいにならないほうがいい」と意味深なエールを送って、これに一部ネットユーザー達は「……頷くしかできない」と同意している。

 鬼束がサプライズに駆けつけた花岡は、国民的美少女コンテストで鬼束の代表曲『月光』を歌って受賞。12日に発売したデビュー曲『夏の罪』も鬼束が作詞作曲を担当しており、同局は現在放送中のドラマ『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)の主題歌に起用されている。

 鬼束は花岡について「エモーショナルで個性的。うまい」と評価し、「自分のデビューライブを思い出し、一緒に裏で歌っていた」とコメント。司会者から花岡への期待を問われると、鬼束は「そんな責任重大なことできません」と謙遜しつつ、苦笑しながら「私みたいにならない方がいいです」と自嘲気味なエールを送った。

和田アキ子や島田紳助への“殺害予告”が問題になったことも

 本人がこう言うほど、かつての鬼束が起こしてきた“奇行”はあまりにも強烈だった。2000年のデビュー時はナチュラルなメイクと服装で、しっとりとバラードを歌い上げる姿が印象的だった鬼束。しかし、2003年に声帯結節になった頃から休養と事務所移籍を繰り返すようになり、同時にロック色の強い派手なファッションへと路線を一変させた。

 そして2010年、鬼束は都内の自宅マンションで同棲していた男性に暴行を受け、顔面や肋骨骨折の重症を負うという事件が報じられた。また、2011年には3年ぶりに出演した野外フェスでタンバリンを床に打ち付けたり、観客に向かって「お前らはマゾだ!」と言い放ったり、最後には何かを叫びながら楽譜を撒き散らしたりと、観客も戸惑うステージを展開した。

 さらに2012年には、Twitterで歌手・和田アキ子(65)と現在は芸能界を引退している島田紳助(59)の名前を出して「殺してえ」と“殺害予告”を行い、公式サイトに謝罪文が掲載されるという騒動に発展した(該当ツイートは削除、アカウントは凍結済み)。

 また、2013年5月放送のバラエティ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演した際も、真っ赤な口紅と濃いアイメイクに金色のタイツなど奇抜なファッションでMCのマツコ・デラックス(42)やナインティナインの矢部浩之(43)を驚かせ、突然「ディスイズアペン!」と叫ぶなどしてトークもままならなかった。

 一連の経緯から、12日の花岡のイベントで自虐的なエールを口にした鬼束に対し、ネット上には

「久しぶりに見たけど 見た目は普通になってるな」
「エキセントリックで片付けられないほど個性的な時期があったからね」
「『私みたいにならない方がいい』………頷くしか出来ない」
「逆にどうしたらそうなれるのか」
「鬼束ちひろは、もう精神面大丈夫なのかな?」

 など同調や心配の声が上がっている。しかし、鬼束は2014年10月も再び『アウト×デラックス』に出演しており、この時に既にナチュラルな姿に戻って落ち着いた会話をしていた。この時にもネットには「すっかり別人のようです!」「憑き物が取れたかのようですね もともと美人さんなんだな~」といったコメントが寄せられていたため、今もこの状態がキープされていることは、ファンにとっても安心なのかもしれない。

(文/一樹守)

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