【地元民に愛される絶品グルメ】標高1100メートルで育てられる絶品のトウモロコシ「開田高原トウモロコシ」がウマすぎる件 (2/4ページ)
山深い木曽地域だからこその自然によって磨かれた水と空気。それらをたっぷりと吸い込んだ開田高原トウモロコシは、今この時期しか味わうことができない、まさに自然がもたらす旬の恵みだ。
・とにかく温度管理が重要
実はトウモロコシを美味しく食べるには温度管理が必要不可欠であることは、残念ながら余り知られていない。温度が低ければ低いほど糖分が変化しないため、輸送時はクール便などの冷蔵保温が望ましいとされている。また朝収穫したものをそのまま冷蔵して輸送することで、採れたての味を楽しむ事が出来るのだ。つまり保冷されておらず採られてから時間がかなり経過しているトウモロコシは糖分が澱粉(でんぷん)に変化してしまったものであるため、産地から直送されたトウモロコシ以外はどうしても劣化してしまうのだ。もちろん大規模なトウモロコシ農場を作る事ができない開田高原は機械を使うことができないため、手で収穫していることも見逃せない。
・別次元のトウモロコシ
とはいえトウモロコシ。どんなものだって同じではないか、と思うかもしれない。しかし開田高原のトウモロコシをクール便で届けてもらうとその認識は一変してしまうに違いない。届いたトウモロコシを皮ごと蒸し器に入れて蒸し上げてみると、黄色の大粒のトウモロコシが現れる。その一粒を噛み締めると、トウモロコシのウマミと甘みが弾け飛ぶ。ぎっしりと実がつまった一粒一粒はぷりっとした食感でありながら、ネットリとしており、まるでお餅のような粘りを感じさせる。皮の嫌みや青臭さのまったくないトウモロコシは絶品とも言えるため、普段食べているトウモロコシが別のものではないか?と疑いたくなるほどだ。