10億円の愛人契約、サイン会も大盛況...中国で荒稼ぎするAV業界人のたくましさ (1/3ページ)

東京ブレイキングニュース

10億円の愛人契約、サイン会も大盛況...中国で荒稼ぎするAV業界人のたくましさ
10億円の愛人契約、サイン会も大盛況...中国で荒稼ぎするAV業界人のたくましさ

 違法アップロードや購買層の減少などにより、衰退の一途を辿っている現在のAV業界。たかだか10年ほど前は、1万本を超えねばヒットとは看做されず、大手メーカーを背負って立つ有名監督ともなれば、新作の売り上げが1万本未満だった場合は責任問題になり兼ねないほどだった。それが恐ろしいまでの急降下である。

 具体例を出すならば、私が約10年前に在籍していたドグマという有名メーカーなど、看板監督のTOHJIROや二村ヒトシ(当時)の新作が数千本程度しか売れなかった際に、上層部が集まって「なぜあの作品が売れなかったのか理由を考えろ」と、監督を囲んで自己啓発セミナーかと言いたくなるようなシビアな反省会を開いていた。今や数千本売れたらメガヒットを名乗って良い結果なのだが、当時の一流メーカーでは "汚点" 扱いだったのだ。私など新作の注文が50本程度しか入らない超弱小メーカーから移籍したので、当時のドグマの売れっぷりは同じ業界とは思えず、これが一流メーカーなのかと驚愕したものだ。

 そんなAV業界がどうして衰退したかは様々な人間が解説しているが、冒頭に書いたように最大の要因は「新作が次々と違法アップロード(ファイル共有含む)されてしまう」事と、それを「簡単に日本人が見られてしまう」という状況にある。これが数年前ならば、お気に入りのメーカー・女優への愛着や義理から「ちゃんと買い支えよう」という気持ちのあるAVユーザーが多かったのだが、違法アップロードされたAVを視聴しても特にリスクがないと広まるにつれ、次第に「AVなんかタダで見るのが当たり前」と考える人間が増えてしまった。ここまで言うと暴論めいているが「AVを金出して買うヤツは物好き」「地下アイドルに金を注ぎ込んでる人種と変わらない」という考え方すらあるのが現状なのだ。

 ちなみに、AV業界の知財協がFC2を訴えた裁判では、被害額を調べ上げて "数億円" という結論を出していたので、FC2以外からの被害まで含めたら、業界全体で2桁億規模の被害を受けているという計算になる。

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