キャリア女性の貯金目標は2,000万円!? 将来安心したい人がすぐ始めるべきこと (1/2ページ)

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キャリア女性の貯金目標は2,000万円!? 将来安心したい人がすぐ始めるべきこと

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多くの女性が老後や不測の事態への備えとして貯金を行っているようです。

女性向け転職サイトを運営するLiBが、キャリアを積んできた女性18,957人(有効回答467人)を対象に、お金やマネープランについて調査したところ、現在、貯金をしている人は84%にも及ぶようで、その目的も、「もしもの時のため」が28%、「老後のため」が22%と、キャリア女子の安定志向、堅実ぶりを裏付ける結果となっています。

今回は、キャリア女性が将来安心して暮らすには何が必要かを調査を元に考えていきます。

■多くの女性が貯金の目標額を「2,000万円」と回答

では、どのくらいの貯蓄あれば、未来の生活に安心できるのでしょうか?

同調査にて貯金の目標額を聞いたところ、2,000万円という答えが15%と多く、1,000万円以上、2,000万円未満が11%でした。老後にゆとりのある生活を送るためには、最低でも1,000万円の貯金が必要と考えているようです。

ですが、現実の貯金額に不満を抱いている女性が大半のようで、エン・ジャパン株式会社の調査によれば、現在の貯金額でもっとも多いのが「100万円未満」で42%、次いで「100万円から300万円未満」が24%でした。貯金を殖やすために涙ぐましい努力を行っている女子も多く、「お風呂で使ったお湯の残りを洗濯に使う」、「スーパーでの買い物は、ポイントが2倍デーの時を狙う」、「本は買わないで図書館で借りる」などその節約方法は様々なようです。

■「日本円」の価値は絶対ではない

貯金をすれば「未来の安定」が得られると思いがちですが、通貨の価値は絶対ではありません。現在、日本銀行は物価目標2%をターゲットとして緩和的な金融政策を実施しており、総裁の黒田晴彦氏も「なにがなんでも2%のインフレは実現したい」とデフレからの脱却を目指していますが、インフレ、つまり物価の上昇はお金の目減りを意味します。

モノの値段が上昇し続けると、同じ金額で買えるものの量が減ってしまうため、実質的にお金の価値が減少したことになるのです。

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