AKB48の島崎遥香（21）が日本時間9月13日、11月に公開される主演映画『劇場霊』で招待されたフランス・パリの『第21回エトランジェ映画祭』のワールドプレミアと舞台挨拶に出席した。島崎は同日、自身のTwitterやトークアプリ「755」を更新し「楽しすぎて帰りたくない」などとパリの興奮冷めやらぬ様子をファンに伝えたが、一部ネット上では「パリ気に入ったみたいだしずっとパリにいたらいいのに」と冷ややかな声が上がっている。

　ファンに対する“塩対応”がでお馴染みの島崎は、8月7日に持病のぜんそくを治療するため活動休止期間を設けることを報告。同月26日に「医師と相談しながら出来るお仕事から」と活動再開の意思を表明したものの、9月に入ると16日に行われるAKBの握手＆サイン会には体調が万全ではないとして欠席を発表した。

映画女優気取りに批判殺到「もう帰ってくるな」

　ところが10日に更新したTwitterでは、『劇場霊』が同映画祭のコンペティション部門に招待されたこととあわせて、中田秀夫監督と共にパリへ行くことを明らかにした。そのため

「握手会は欠席したのにパリにはノリノリで行くんだな（笑）」
「自分の好きなことばっかやって嫌いなことは仮病使ってずる休み」
「ファンの事バカにしすぎだよね～」

　と、ネット上では皮肉や批判、また島崎のぜんそくを「仮病では？」と疑う声が多く飛び交った。そんな声もどこ吹く風の島崎は、パリに出発する前からTwitterで「いってきまーす」「さよなら、日本」とツイートしたり、755でも「パリのディズニーランドはとってもかわいいよね」「わくわくで寝れないね」と発言したりとはしゃいでいた様子。「パリ用にやってもらいました」という気合いの入った黒のネイルも公開していた。

　13日、現地の舞台に登壇した島崎は、覚えたてのフランス語で「初めまして。ぱるると呼んでください。ご招待いただきありがとうございます」と挨拶をして会場を盛り上げ、舞台挨拶後には「もう私は、仏になりました」とフランスの“仏”とかけた達観のコメントも。755では、ファンからの「パリは楽しいですか？」「いつ日本に帰って来る？」といった質問に「楽しすぎて帰りたくないです！」「帰らない！笑」と返信したほか、「パリは男の人が優しいしかっこいい！」「ずっとパリにいたいね、、、悲しい」「海外に行くために今を頑張る」「おかえりって言葉がこんなに嫌な言葉になるのははじめて」と、帰国後と思われる時間帯にもパリに思いを馳せる発言を繰り返した。

　こうした島崎の言動の数々に、ネットユーザーからは

「まるで女優気取りだな。何が仏気分だよアホくさ」
「本人はもう映画女優のつもり　握手会なんてもうやる気ないんだろうね」
「握手会休んですぐパリに行ってオタから非難されてたのにKYな発言」
「日本のヲタ達にも優しくしてあげてください」
「日本で叩かれすぎて海外逃亡か」
「帰ってこなくていい」

　と批判が殺到。さらに、あまりのはしゃぎっぷりに

「喘息って…海外旅行に行ったら治るんや…？知らなかったな…」
「もし自分の会社にこんなのいたら、ブチ切れる」
「都合が悪くなると休んでるってイメージが拭えない」
「喘息をいいわけにしてる。と思われて、喘息の人が迷惑してます」

　など呆れ声が多く見られる。出発前から帰国後の仕事に注目が集まっている島崎だが、日本での仕事にも穴を空けることなく無事にファンの前に現れてくれるのだろうか……。

（文／一樹守）