辺見マリ「洗脳で5億円を注ぎ込む」壮絶な失敗談に感動の声殺到 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

写真は所属事務所HPより
写真は所属事務所HPより

 歌手の辺見マリ(64歳)が、9月14日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間SP』(テレビ朝日系)に、「“洗脳”されて人生どん底に落ちてしまった先生」として登場。ファン歴45年という梅沢富美男(64)の満面の笑顔に迎えられ、辺見マリは教壇へ立ち、メガネをかけ話始めた。拝み屋に洗脳され、5億円をつぎこみ1円も戻ってきていない出来事など、衝撃の事実を語り始めた──。

 辺見は、21歳のときに西郷輝彦と結婚し芸能界を引退するも、31歳のときに離婚し芸能界に復帰。復帰後、一般の方が「辺見マリってもう古くねぇ!?」と言っているのを耳にし、ひどく落ち込み不安に。そんな辺見を心配し、マネージャーが、

「僕の知り合いで神様と話せる人がいるんですけど会ってみませんか?」

 と紹介したのが、後にトラブルの元凶となる拝み屋だった。

 心の中で「コイツ何言うてんねん!?(笑)」と思ったそうだが、これが洗脳の悪夢が始まるきっかけとなる。

「お金なんていらないわ」初期段階では商売っ気なし

 洗脳の過程を4つのステップにわけてみてみよう。

1.安心⇒洗脳度10%

 拝み屋K(九州在住)と東京で会うことになり、Kの夫と子供が辺見を出迎えてくれた。

 家族がいることで少し安心したという辺見。Kは普通のおばさんで、神様の話をするでもなく、辺見の身の上相談を否定せずに聞いてくれ、すごく安心させられた。Kはいい相談相手となり、頻繁に会いに行くようになる。

 料金的な話は何もなく、お金を渡そうとしても「お金なんていらないわ」という返事が返ってくるため、強引に渡すようになり、辺見が払うことが習慣になった。

2.驚き⇒洗脳度60%

 神様の声が聞こえ、「娘えみりさんの目が見えなくなりますよ」

 と言われた辺見マリ。

「コイツ何言うてんねん!?(笑)」

 と思ったが、えみりの視力が1.5がら0.1に低下していた。他にも言い当てられ、

「この方、神様の声が聞こえていらっしゃるかもしれへん!」

 と思うように。結果、引き込まれてしまった。

 金銭の要求が始まったのはこのとき。

「このままだと子供がグレてしまう。10万円払えば救うことができる」

 と言われ、安いと判断した辺見は、10万円渡した。その後、要求がエスカレートしてきて数百万単位でお金を渡すことになる。疑う気持ちよりもお金で得る安心感が勝ったそう。

無茶な“修行”にも疑問をも持たなくなるように

 ここまで来ると、洗脳はほぼ完了。手練れの拝み屋からすれば、“仕事”は終わったも同然だった。

3.嫉妬⇒洗脳90%

 別の家族A家が合流。辺見は傍観者として見ているのみだったので、仲間ハズレにされていると感じ(嫉妬)、自分から「一緒に修行させてください」とお願いし、仲間になる。

 修行にかかる全ての出費は辺見払い。上下白のスウェットでデパートにショッピングに行くなど、おかしいなと思う修行があったが、だんだんと無茶な要求にも疑問をもたなくなる。

4.囲い込み⇒洗脳100%

 38歳のときに、社会と断絶させるために2回目の芸能界引退。半年で1000万をとられる。底なし沼に引き込まれてしまったのだ。

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