【豆知識】食欲の秋! さつまいもを皮ごと食べると「オナラが出ない」って本当!?

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秋の味覚の一つ、さつまいも。子供の頃にイモ掘りをした経験とか、石焼き芋を親にねだったという思い出がある人も多いのではないでしょうか。このさつまいも、美味しいんですけど、たくさん食べるとオナラが気になるというのも事実です。ダイエットとして、ごはんの代わりにしたいなーと思っても、オナラ問題があるとなかなか手が出しにくいもの。でも、簡単な方法でオナラ対策できるんですよ。

■さつまいもとオナラの関係

さつまいもを食べるとオナラが出てしまうのは、人間の消化管のしくみとの関係によって仕方ないことです。さつまいもに含まれるデンプンは、胃から小腸で消化されていくのに時間がかかります。食べ物がお腹の中に長時間留まることになると、発酵してガスが発生してしまいます。そうして大腸でたまったガスがオナラとなって排出されます。普段よりも多くのガスが発生するので、臭いは強くないオナラでしょう。しかし会社勤めをしていれば、頻繁にオナラが出そうになると大変です。オナラを我慢するのも良くありません。

■皮ごと食べればオナラ知らず

そんなさつまいもですが、なんと、皮ごと食べればオナラが出にくくなるのです。さつまいもという一つの食材だけで自己完結できるなんて、素晴らしいですよね。皮のすぐ内側に含まれるヤラピンという成分が、さつまいもの消化を促す酵素なのです。生のさつまいもを切ると、皮付近から白い液体が出てきますよね。それがヤラピンです。さつまいもの皮は薄いので、むこうとすると内側まで一気に厚くむけてしまいます。なので、いっそのこと皮をむかずに食べるようにしてみましょう。

■美肌の味方

ところでさつまいもは、美容にも良いのです。さつまいもには食物繊維が含まれているため便秘解消に効果的で、しかも血糖値のコントロールなどもしてくれるのだそう。カリウムも多く含まれているので、むくみや低血圧対策にもなります。皮にはカルシウム、ビタミンCや抗酸化物質が含まれています。オナラ対策だけじゃなく、いつも皮ごと食べるようにすれば、美肌を作る強い味方となってくれるでしょう。

女性はさつまいもが好きという人が多いですが、料理に積極的に使う人は案外少ないのでは。太りそうというイメージがあるかもしれませんが、むしろ健康になれる可能性を秘めた素晴らしい食材なのです。意識的にとりたいですね。

(ファナティック)

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