買い物で「自分の県」から出ることが多いのは「奈良県民」と判明! 県の8割が山間部でショッピングが楽しめないようす (1/2ページ)

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近場のお店で買い物をすればいいのに、なぜか隣町や県外まで行かないと「買い物した気分」になれないことありませんか? 買い物をするときにわざわざ県外まで足を運ぶ人はどのくらいいるのか、都道府県別の割合も合わせてご紹介します。

■県外で買い物をする世帯は全国平均8.3%
統計局による平成21年全国消費実態調査によると、2人世帯の一カ月平均消費支出の内、居住している地域(市町村)と同じ地域で買い物をしている割合が72.8%、他の地域(県外)で買い物をしている割合が8.3%でした。また県内だけれど自分の住んでいる地域とは異なる市町村で買い物をしている割合は18.9%でした。2人世帯の場合、自分たちの住んでいる居住地域内で買い物を済ませている世帯が多い、ということがわかります。

ただし、この自分の住んでいる地域が大都市か、それとも小さな都市かでこの割合は変わってくるようです。例えば政令指定都市や東京都区部の場合は、同じ地域内での平均支出割合は79.8%と、ほぼ8割が近場で買い物を済ませている世帯が多いのに対し、人口5万人未満の小都市では同じ市町村での支出割合が56.3%。近場で買い物を済ませる人が約6割。都会ほど近場で買い物を済ませる人が多いようです。

■都市に住んでいる人の買い物は、近場か県外?
また同調査によると、都市に住んでいる2人世帯の人は、近場で買い物をする割合がもっとも多いものの県外で買い物をする割合も8.7%と全国平均より上回っていました。このことから住んでいる場所から足を延ばして買い物をする割合も多いことがうかがえます。逆に人口5万人未満の小都市では、近場で買い物をする人の割合はもっとも少なかったものの、県外まで足をのばして買い物をする割合は8.0%と全国平均を下回り、その代わりに県内の他市町村で買い物をする割合が35.7%と、その他規模の都市に比べて最も多い割合に。

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