嵐・大野智の熱愛に大バッシング…ファンのマナー論|DJあおいコラム (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

嵐の新曲『愛を叫べ』
嵐の新曲『愛を叫べ』

DJあおいの「じゃあ言わせてもらいますけど」

 9月18日発売の『フライデー』で元女優との交際と同棲を報じられた、嵐のリーダー大野智。翌日、宮城県内で行われたコンサートの公演前に熱愛を完全否定しファンに謝罪したのだが、現在もなお、大野智を批判する声が相次ぎ、一部のファンからのバッシングも激しくなっているという。この騒動をDJあおいはどう見るのか──。

 以前から嵐の"一部"のファンには奇行が目立っている節があったのですが、あくまでも"一部"であって全てではないということ。ちゃんとファンとしてのリテラシーを守って応援している真性のファンもたくさんいらっしゃるということをご理解頂きたいですね。

ファン同士のカースト差別

 アーティストとファンの間にはある一定の距離感が必要なものだと思うんです。その間に置くべきものがリテラシーですね。リテラシーがあるから距離感が保てるわけでして。それを守るのがファンとしての責務だと思うんですよ。

 ですが熱狂的な信者になってしまうと誰よりもその距離感を縮めたくなってしまうわけです。距離感を縮めるためにリテラシーを棄ててしまうんです。「わたしは誰よりも大野くんのファンですよ!」と伝えるためにリテラシーを棄ててしまうわけですね。

 それを伝えるためのパフォーマンスが、イベントで「裏切り者」とネガティブなメッセージをうちわに書くような、過激なパフォーマンスに繋がったんじゃないかなと思います。これはもちろん大野さんに伝えるためのパフォーマンスでもあると思うのですが、それよりも他のファンに向けてのパフォーマンスという意味合いが強いように思えます。

 要するに「あんた達なんかよりわたしの方が大野くん(もしくは嵐)のファンなのよ!」という威嚇ですね。実際に熱狂的な信者というものは所謂"にわか"というファン層を毛嫌いします。「にわかのくせに生意気」と言って差別化しようとします。

 こうして自分の中だけでカースト差別が出来てしまい、にわか層はピラミッドの最下層。そして自分はピラミッドの頂点に君臨しようとしてしまうわけですね。その頂点に君臨するためのリテラシー放棄というわけです。

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