本が苦手な人でも「年100冊」読めるようになる読書のコツ5つ (1/2ページ)
- タグ:
-
コツ
「今年こそたくさん本を読もう!」と決意しても、実践するのはなかなか難しいもの。慣れないうちは、1冊読むのに膨大な時間がかかってしまい、イライラすることも少なくありません。
日本人の平均的な読書スピードは毎分400~600字だといわれていますが、だとすると10万字の文庫本1冊を読み終わるのには250時間もかかることになります。
憧れの年100冊を達成するために、『Enterpreneur』が紹介する読書のコツ5つをチェックしてみましょう。
■1:速読法に挑戦する
まずお勧めなのが、速読についてのセミナーや本を利用して、速読法をマスターすること。インターネットにも、速読法の情報はたくさん載っています。
たとえば必要な情報以外を省いて読む「スキミング」や、スピードを下げる原因となる音読を止めることなどが有名な方法。
自己流でスピードを上げるより、多くの人が利用している速読法を利用した方が、効率的に読書のスピードをアップさせることができます。
■2:一字一句読まない
ほとんどの本のなかには、大切な考えは1つか2つしか含まれていません。本当に読まなければならないのは20ページほどであるといえます。
名著といわれる本は一字一句読む価値がありますが、その本の主要な考えだけを知りたいと思うときは、1周目は全体をざっと見渡して大事なところに印をつけ、2周目に入るのがお勧めです。
その本がまた読みたいと思える本だったら、3周目に入って少しじっくり読みましょう。1冊から得られる情報よりも、10冊から得られる情報の方が大事だと考えることが大切です。
■3:時間制限を決める
その本を読むための時間制限を決めると、集中して読書ができます。
たとえば200~300ページの本なら、制限時間は4時間程度。本の大切な部分を抜き出すことは、集中して取り組めば4時間で可能なのです。
逆に同じ本を1ヶ月読んでいたとしても、集中していなければまったく頭に入ってきません。