歌手・misono（30）が9月30日に自身のブログを更新し、自分に来た水着の仕事を事務所が勝手に後輩タレントに回していたことを報告した。「せめて隠し通してほしい」と怒りをにじませたが、ネット上には「30歳の水着は需要がないでしょ。misono自体にもないのに尚更」と呆れ声が広がっている。

　misonoはブログで、「misonoにきた仕事を『misono水着NGなんで』と、本人に確認もせず、後輩にまわされた…事が、最近、判明した（笑）」と明かし、「せめて隠し通してほしい…やっぱり嘘っていうのは、こうして必ずバレるから…」「グラビアもやってるし、ロンハーの水泳大会も、出てるのに」などと愚痴をこぼした。

引退表明撤回、声優騒動でファンは離れていったが

　また、misonoは以前から今年20周年を迎えた音楽ユニット・globeの記念アルバムへの参加を立候補していたが、同ブログ記事では事務所社長のみならずglobe・小室哲哉（56）の名前まで出して「まだ話、きてない…会社は一緒なのに、同じ事務所の仕事は、もらえないmisono（笑）」と、冗談めかしながらもしっかりと様子を伺っているようだ。

　このようにmisonoは、かねてから“ウチがウチが”と主張する発言が多く、そのくせ回りくどい言い方やネガティブな思考をブログで公開しているため、ネットでは「構ってちゃん」と呼ばれ嫌う者も多い。そのため今回の愚痴にも

「事務所も人材選ぶ権利あるやろ」
「マネージャーのやり方に文句いうなら仕事自分でとってきたらいいのに」
「三十路のミソノの水着の需要層がどこにあるのかってことじゃない？」
「事務所的にはその水着の仕事、misonoよりその後輩にさせた方がメリットあると判断したんでしょう」
「それをブログに載せるってのが性格悪いと思うわ」

　とmisonoの大人気なさを指摘する声が多く上がっている。また、misonoは2014年に発売したCDアルバム『家-ウチ-　※アルバムが1万枚売れなかったら misonoはもうCDを発売できません。』の売り上げ目標を達成できなかったにも関わらず、2015年7月2日付けのブログで「今年は、辞められなくなってしまったので、引退できない」と仕事が決まったことを理由に引退表明を撤回。このこともネットでは「嘘つき」「やめるやめる詐欺」とバッシング対象になっていた。そんなmisonoが今回のブログで事務所の人間を“嘘つき”呼ばわりしたため、

「この人がついた嘘の方が何万倍も悪くね？」
「引退するから仕事をまわさないんじゃないの？」

　と冷めた視線を送る者も。さらには、misonoが今年4月から声優を担当しているアニメ『ジュエルペット マジカルチェンジ』（テレビ東京系）の“ルナ”役について、前年度まで同役を務めていた声優・宍戸留美（41）がオーディションを知らされていなかったことが判明して騒動になったこともあり、「自分こそ声優の仕事奪ってたやん」とmisonoが人のことを言える立場にないと指摘する意見も見られた。

　芸能界に限らず、その時々で適材適所の仕事が巡ってくるのは当然のこと。misonoはもう少し大人になって発言を謹んだ方が良さそうなものだが、これからも「ウチ！」を貫くのだろうか……。

（文／一樹守）