10月8日付の各スポーツ紙が、8月に交際宣言していた女優・藤原紀香（44）と歌舞伎役者・片岡愛之助（43）が来春をめどに入籍の準備を進めていると報じた。しかし同日、各紙は2016年1月にロックバンド・BREAKERZのDAIGO（37）と女優・北川景子（29）が結婚するというビッグニュースと同時に報じたため、ネット上には「朝刊のトップ記事は『北川・DAIGO結婚』だね。紀香姐さん、ムキーッとお怒りかしら（笑）」と、藤原紀香の心中を想像する書き込みが散見される。

　藤原と片岡の交際を最初にスクープしたのは、5月28日発売の『女性セブン』（小学館）だった。同誌が2人の同棲状態を報じると、片岡は27日中にブログを更新して「そのような事実は一切ない」と説明。この時、片岡が2013年から交際を公にしていた熊切あさ美（35）とも破局していたことが報じられたが、熊切サイドが破局を完全否定したため、“泥沼二股騒動”に発展した。

目立ちたがりの藤原紀香にとって痛恨の“カブり”？

　ネットでも二股疑惑の片岡を批判する声や、メディアで涙を見せる熊切にうんざりするといった声が飛び交っていたが、8月5日の都内イベントに出席した熊切が「今はすっきり」と吹っ切れた様子を見せたことと、片岡が同月28日付けのブログで「この度、藤原紀香さんと交際をさせていただくことになりました」と報告したことなどから、注目は熊切から藤原へシフト。29日には藤原もブログでファンに向けて交際の経緯を説明し、「自身の発言で、彼の世界を乱す様なことは本意ではありませんので、このことについて私からの言葉はこれ以上は差し控えたいと思います」と、歌舞伎の世界に生きる片岡の立場を考慮した。

　しかしネット上には、熊切から片岡を“略奪”した形の藤原に不快感を示す者も少なくない。藤原は2009年に芸人・陣内智則（41）と離婚しているが、この際の離婚理由が陣内の浮気だったため「紀香は自分も浮気されて傷ついたはずなのに、同じことをする？！」と反感を買っていた。

　そんな中で報じられた今回の結婚報道は、『日刊スポーツ』によると挙式・披露宴などは未定だが、2人は既に結婚の意志を固めて関係者に話をしているという。このニュースに、ネットでは

「熊切あさ美は長年付き合っても結婚出来なかったのに、紀香とはすぐ結婚か」
「妻にするなら、熊切よりは紀香かな」
「くまきりは…色々としつこすぎたから」
「早すぎない？　熊切とダブってたやろ！？」

　と熊切を引き合いに出して賛否両論のコメントが噴出。せっかくのおめでたい話題も、素直に祝福されていない状態だ。

「DAIGOと北川に同じような結婚報道が飛び出したことは、目立ちたがり屋の藤原の胸中をざわつかせているでしょう。『スポーツ報知』によれば、DAIGOは北川の誕生日翌日、テレビ番組のマラソン企画を完走した8月23日にプロポーズしたそうで、藤原のニュースはこちらの影響で霞んでしまった。普段からブログに自撮りを公開するなど自己主張も激しい藤原だけに、この“カブり”は痛恨では」（芸能関係者）

　ネットを見ても、両カップルの報道を比較して

「DAIGOと北川景子の結婚報道でキャーってなったあとの、このなんとも言えない気分…」
「紀香＆愛之助は結婚しても高感度は低いまま」
「DAIGOと北川景子の爽やかさとは打って変わって裏に見え隠れする黒い思惑…」
「最近の結婚話題で一番イヤな気分」
「どうでもいい婚」

　と散々な言われようだ。どちらも本人達からの正式な発表はまだであるが、藤原は次の一手で注目を奪い返すことができるだろうか。

（文／一樹守）