『ONE PIECE』尾田栄一郎先生のブラックな仕事ぶり…一方、冨樫義博先生は? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 一方、尾田と同じく週刊少年ジャンプで『HUNTER×HUNTER』を休載中の冨樫義博には、ファンから冷たい言葉が飛ぶ。少年ゴン=フリークスを中心とした冒険を描く同作は、1998年に連載をスタートして以来、『ONE PIECE』とともに同誌の看板作品となった。しかし徐々に休載が相次ぎ、現在も「重度の腰痛(他病気を煩っている可能性も噂されている)」を理由に、2014年夏から長期休載に入っている。

 それでも時おり、“冨樫生存”を確認させるニュースが飛び込む。今年8月には、『HUNTER×HUNTER』の2頭身のキャラクターが勢ぞろいした「HUNTERXHUNTER山車」のイラストがツイッター上で公開された。また9月には、週刊少年ジャンプのお色気ヒーロー漫画『レディ・ジャスティス』作者の萩野ケンが、連載終了の運びとなった際、同誌の巻末コメントに「担当伝いに、あの冨樫先生から御褒めのお言葉を授かった…! 」と感動を露わに。もう、連載どころか存在が確認されるだけでニュースになる始末だ。

 しかしファンはお冠の様子。「褒め言葉とかいいからはよハンタ描けや!! 」「そろそろ病気治らんの? 」「単行本勢を3年と8ヶ月待たせてる冨樫とか言う漫画家もはよ働け」と怒りまじりの命令口調がずらり。何かアクションを起こすたびに、ファンから「漫画描け」「働け」の大合唱が止まらない。

 人気が出るほど読者の期待とプレッシャーが高まる漫画家。心配や激怒の声を受けるのは人気漫画家の宿命か。

(文/蒼木学)

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